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さすがは6年生・・・!(6年2組 算数) 1月16日(木)
2025年1月16日 18時01分6年生の授業を参観しました。ノートとにらめっこをしながら考え込んでいる子もいれば、タブレットを使って何かを一生懸命調べている子もいました。ノートには、テーマという文字があり、子供たちが立てたテーマを見てみると、「ごみを減らそう」「気温がどんどん高くなっている」「幼稚園の数(いっぱいで入れない子供がいる)」「犯罪を減らそう」など、それぞれ違っていました。「6年の3学期の社会科は、社会問題に切り込むのかっ!?」と驚きました。何より驚いたのは、学習に向かっている子供たちの態度でした。個別に取り組んでいましたが、どの子も真剣そのものでした。
ところが、授業が終わってから、その授業が社会科ではなく算数の「データの整理と活用」という単元の授業だったいうことが判明しました。問題からテーマを決め、調査をして、データを集め、分析し、結論を導く。私が社会科の授業と勘違いしてしまうほど、内容的には社会科とつながるものでした。学校の授業は、国語は国語、算数は算数というように教科ごとになっていますが、実際の生活の中ではすべてがつながっています。子供たちが学んでいることも実はつながっている、重なっているのだとあらためて感じました。むだな教科はなく、ある教科で学んだことが他の教科で生かされるということがたくさんあると思います。
今朝は、読み聞かせがありました。私は6年2組を担当しました。今年度の読み聞かせも今日を含めて残り2回、私がこの6年生の子供たちに読み聞かせができるのも今回が最後と思うとさみしい気持ちになりました。熟考して選んだ1冊の絵本を読み、5分くらいお話をさせてもらいました。落ち着いた温かい雰囲気の中で読み聞かせをすることができました。読み聞かせの後の私の話にも全員が顔を上げて耳を傾けてくれました。子供たちの相手を大切にした聞き方に、私自身、すごく大事にされているなぁと感じて、私の「しあわせのバケツ」はいっぱいになりました。さすがは、浅羽東小の6年生だ!としみじみ思いました。読み聞かせの後、私が使った大型テレビの片付けには、何も言っていないのに二人の児童がすっと手を貸してくれました。心優しい子供たちの行動にまたまた私の「しあわせのバケツ」が幸せであふれました。東小のステキな文化を感じることができてとってもうれしくなりました。この6年生の姿が学校全体に広がっていくことを想像するとワクワクしないではいられません。