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4日(日)に袋井市総合防災訓練が実施されます。 9月2日(金)
2022年9月2日 12時14分昨日9月1日(木)は防災の日でした。本校でも避難訓練を予定していましたが、悪天候のため延期としました。
前日の水曜日の給食は、防災給食ということでセルフおにぎりが献立に入っていました。ビニル袋に入ったご飯を自分で握って、海苔をまいて食べる、そんな給食の話をお家でしてくれたお子さんがいたかもしれません。
昨日、政府が中心となって実施した防災の日の訓練は、南海トラフ巨大地震を想定した訓練でした。しかし、我々の生活や命を脅かす災害の種類は様々で、今年は特に地震以外の災害のニュースが国内外から頻繁に入ってきています。現在も台風11号が沖縄地方で猛威を振い、今後被害が出ないか心配されています。県内でも先月、松崎町で台風による大きな災害が発生したばかりです。
今年の夏は、ヨーロッパでは熱波による災害、アメリカでは熱波による災害と大雨による洪水、お隣の中国では十分な雨が降らないための水不足が大きな問題となりました。パキスタンでは、洪水により日本のおよそ2倍と言われる国土の3分の1が水没し、千人以上の人が亡くなっているというニュースも伝えられています。
「備えあれば憂いなし」今週末、袋井市の総合防災訓練が実施されます。地域での訓練にぜひ積極的に御参加ください。
今日、参観した4年2組の社会科では、「自然災害からくらしを守る」という単元の授業が始まっていました。災害の中でも、子どもたちは火山の噴火に興味をもったようで、阿蘇山の噴火のニュース映像を視聴していました。最初は、単なる好奇心で「火山の動画、見てみたい!」とニコニコしながら言っていた子どもたちも、実際の映像を見て、被災した人々の生の声を聞くと現実の災害としてとらえ始めたようで、教室の空気が一変していました。財産を失うことも辛いことですが、人の命が失われることは何より辛いことです。命を守るために、お子さんと災害と防災について話をしたり、実際の訓練に参加したりして意識を高め、課題にも気付くことができるとよいと思います。