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大人になったら、どんな仕事をしてみたいですか? 10月6日(木)
2022年10月6日 10時19分福祉のお仕事魅力発見セミナー(4年生)
職場体験(浅中2年生、1年1組、3年1組、6年2組)
一昨日、4年生は「福祉のお仕事魅力発見セミナー」の出前講座を受けました。
これは、県の社会福祉協議会が子どもたちに福祉の仕事に関心をもってもらいたいというねらいで行っている事業です。超高齢化社会と言われる日本では、今から20年後の2042年に高齢者の割合がピークを迎えると言われています。2055年には75歳以上の高齢者が全人口の25%以上を占めるという試算もあります。一方で、福祉関係の仕事に従事する人の数は不足しがちという実態があります。日本の労働人口そのものがどんどん減少していくと言われています。対策として、外国から多くの人々を日本に招き入れ、手助けしてもらったり、AIを搭載したロボットに助けてもらったりする方法も考えられていますが、若い世代にも福祉の仕事の魅力を知ってもらいたい、そんな願いがあるそうです。
本校では、総合的な学習で福祉について学習している4年生に、実際の福祉の仕事について理解を深めてもらいながら、様々な職業や生き方があることを知ってもらうという願いをもって受講を申請しました。
県社会福祉協議会の職員に加え、浅羽地区における福祉支援の窓口、地域包括支援センターの役割を担っている三宝会から、特別養護老人ホームの施設長さんと介護福祉士さんを講師としてお迎えしました。地域にどのような福祉施設があるのかを教えてもらったり、お年寄りといっしょにやっているレクリエーションを教えてもらいながらいっしょにやったりしました。福祉の仕事には、様々な種類の仕事があることを子どもたちは知ることができました。
また、昨日から二日間、浅羽中学校の2年生4人が、職場体験で本校を訪れています。中学生が将来の自分の職業や生き方について考えるため、実施している職業体験です。1年1組、3年1組、6年1組に中学生が入り、昨日からいっしょに過ごしています。勉強を教えてもらったり、いっしょに活動したりしながら、交流をもつことができました。中学2年生と言えば、卒業後の進路や将来の職業について、そろそろ真剣に考え始めるころです。
子どもたちは、どのようにして自分の将来の進路や職業を選択していくのでしょうか。まずは親の働く姿から、働くことについて考え始め、家庭や地域や学校で、様々な人やものに出会い、興味を広げ、視野を広げ、自分の可能性をどんどん広げていきます。「ぼくね、わたしね、大きくなったら・・・」子どもたちが自分の夢や目標を思い描けるような教育活動を展開していきたいと強く思います。