御参観、ありがとうございました!(PTA参観会・総会・懇談会)(子どもガード協議会総会) 4月24日(木)
2025年4月24日 17時29分「ぼくの家の人は来てくれるかな?」5時間目が始まる直前、そう言って昇降口で待ち構えている子どもたちが大勢いました。きっと、新しい学年になって初めての「PTA参観会」を、子どもたちは楽しみにしていたのでしょう。
授業では、少し緊張気味の子、後ろをちらちらと振り返って家族が見ているのを確かめる子、張り切って発表しようと元気よく手を挙げている子‥‥。子どもたちのいろいろな気持ちが、いつもと少し違う表情やしぐさに表れていました。保護者の皆さんは、「うちの子は勉強がわかっているかな。」「新しいクラスで友達と楽しく過ごしているかな。」などと、どきどきしながら参観されていた方もいらっしゃったかもしれません。
先生方は、保護者の皆さんとの出会いを大事にしようと、今日のために準備を重ね、授業に臨みました。教室の掲示物にも、担任の思いが込められています。授業での担任の指導の様子やお子さんの姿を通して、担任の思いを伝えられたでしょうか。御家庭でも、お子さんと今日の授業について話題にしていただけたらと思います。
参観会の後は、体育館で、「子どもガード協議会総会」が行われました。4月4日(金)に行われた「子どもガード協議会代表者会」での話合いを受け、今日は、自治会からの代表者の皆さんに加え、協議会の会員である全保護者の皆さんが参加して、総会を行いました。
まず、協議会会長のPTA会長の鈴木さんが、「子どもたちが登下校や地域での生活で安心できるために、地域、家庭、学校がそれぞれ力を合わせていきましょう。」と協議会の目的について触れながら呼びかけました。
校長からは、地域の皆さんや関係諸団体の皆さんが、子どもたちの命を守るために行動してくださっていることへの感謝を伝えました。そして、これからも保護者の皆さんの御協力を得ながら、一緒に活動していきましょうとお伝えしました。
最後に、来賓としてお招きした袋井市スクールガードリーダーの海野様からは、「わが子の安全は親が守る、という意識をもってほしい。地域で子どもたちを見守ってくれている人は大勢いる。いい意味で、そういう方々を利用してほしい。そして、その方々に『ありがとうごさいます』と感謝の言葉をぜひ伝えてほしい。その言葉は、ボランティアの皆さんの励みになる。」と話してくださいました。
「子どもガード協議会」という組織が存在するのは、袋井市内では浅羽東小学校だけです。この組織を生かし、これからも、地域ぐるみで子どもの命を守る、という意識を持ち続けていきたいと思います。
そのあと行われたPTA総会では、活動報告、決算、役員案、予算案などの議案について承認されました。その後、PTA会長の鈴木さん、校長からのあいさつがあり、「子どもたちの幸せのために、保護者と教職員が手を携えて、何ができるか創造し、行動していきましょう。」と呼びかけました。
その後、各種の連絡事項、校長による学校紹介、職員紹介を行いました。
総会後は、学級懇談会を行いました。
まずは、担任から、学級の目標や現在の様子を、保護者の皆さんに伝えました。良い表れだけでなく、課題として感じていることもお伝えし、御家庭で協力していただきたいことについても話しました。
その後、お子さんの家庭での様子について、グループを作って話合いを行いました。ここでの保護者同士の情報交換は大変貴重です。一人で悩んでいたことも、誰かに聞いてもらったり、他の方の話を聞いたりすることで、「うちの子だけじゃなかった。」「同じような悩みをもっている人がいるんだ。」と安心できることもあります。PTAの意義は、ここにも見出すことができたのではないでしょうか。
これからも、保護者の皆さんと教職員が、ともに悩み、ともに語りながら、子どもたちの幸せのために頑張っていきましょう。保護者の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。