学校ブログ

安全について語り合う(交通安全リーダーと交通安全を語る会) 5月8日(木)

2025年5月8日 16時05分

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浅羽東小学校区では、毎朝、ガードボランティアや保護者の皆さんなどが登校の安全を見守ってくださっています。子どもたちが安全に登校できているのは、こうした皆さんのおかげです。

一方で、毎朝、下級生を学校まで一緒に連れてきてくれている6年生の交通安全リーダーは、様々な苦労をしています。「列が横に広がってしまう。」「下級生が集団から離れてしまう。」「下級生が言うことを聞いてくれない。」6年生のリーダーからは、こういった悩みをよく聞きます。

今日は、そんな悩みを抱える6年生が、保護者の代表の皆さん、袋井警察署員さん、交通安全指導員さん、袋井市スクールガードリーダーの海野さんとともに交通安全について語り合いました。悩みを共有したり、通学路の危険箇所を確認したりして、リーダーとしての自覚を高め、安全に登下校できるようになることがねらいです。

会の始めに、袋井警察署員さんと交通安全指導員さんが、6年生へのメッセージとして、下級生の手本となることや、危険な場所を下級生に知らせることの大切さなどについて、話をされました。

次に、地区ごとに9つのグループに分かれて、登下校の様子や危険箇所、リーダーとして気を付けることなどについて話し合いました。子どもたちは、事前に撮影した危険箇所の写真をタブレット端末で見せ合い、地図でその場所を確認しました。また、大事なことを用紙にメモしました。各グループには、保護者の皆さんと教員が入り、6年生に詳しく話を聞き取ったり助言したりしました。そこでは、「建物や駐車中の車で見通しが悪い交差点で事故に遭いそうになった。」「停止線でしっかり止まらない車があるから気を付けている。」「見通しが悪い場所にカーブミラーが欲しい。」などといった意見や要望が出されました。

そのあと、各グループでの話を全体で共有し、最後に袋井市スクールガードリーダーの海野さんからお話をしていただきました。「下級生が言うことを聞いてくれない、通学路に危ない場所がある、といった問題があるかもしれません。そんな時こそ、どうするか自分たちで考えることが、リーダーとしての仕事です。家の人、先生方、地域の皆さんに助けてもらいながら、安全に登校できるように頑張ってください。」と子どもたちの思いに寄り添いながら話をしてくださいました。保護者の皆さんに対しても、「子どもたちのために、必要に応じて自治会の皆さんに要望するなど、できることをしていってください。」と話しました。

今日の「交通安全リーダーと交通安全を語る会」が、子どもたちにとって安全な登下校のためのきっかけになればと思います。6年生が、明日からの生活で、交通安全リーダーとしての次の行動に生かせるよう、励まし、見届けていきたいと思います。

本日参加してくださった保護者の代表の皆さん、袋井警察署員さん、交通安全指導員さん、袋井市スクールガードリーダーの海野さん、ありがとうございました。これからも、子どもたちの安全のためによろしくお願いいたします。