福祉って何?(4年生総合的な学習の時間) 5月12日(月)
2025年5月12日 18時09分「福祉って、何ですか?」皆さんは、そう聞かれて何と答えますか?
4年生では、総合的な学習の時間に、福祉について学習しています。今日は、袋井市社会福祉協議会の職員の方を講師に招いて、福祉の考え方について学びました。
「町で、子どもが郵便ポストに郵便物を投函しようとしています。でも、投函口に手が届かなくて困っています。皆さんは、どうしますか。」こんな職員の方の質問に、子どもたちはこんなふうに答えました。「背が高い人が、子どもの代わりに手紙を投函してあげる。」「郵便ポストの前に踏み台を取り付ける。」「郵便ポストの低い位置にも投函口を作る。」人が人に対して直接優しくする方法と、人に優しい設備にすることの二つが考えられます。職員の方は、このように「普段の暮らしを幸せにできることが福祉なんですよ。」と教えてくれました。なるほど、「ふ・く・し」は、「ふだんの・くらしを・しあわせに」ですね。
4年生の子どもたちは、普段の暮らしがどうすれば幸せになるのか、どんなところに不便さや苦労があるのか、これからの授業で考えていきます。次回の総合的な学習の時間では、白杖やアイマスクを使って、体験的に学ぶ授業をおこないます。「自分も相手も大切に」という浅羽東小学校の目標に向かって、想像力を働かせながら学んでいけるとよいと思います。