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浅羽中の2年生が本校で職場体験を行いました! 10月6日(金)
2023年10月6日 11時00分<5年生 算数 勉強は積み重ねです!>
今週は、浅羽中学の2年生、男子生徒5人が本校で職場体験をしました。4日(水)と5日(木)の二日間の体験です。働くとはどういうことか、中学生なりに考えたことでしょう。
教育界もそうですが、今あらゆる業界で人手不足、労働力不足が問題になっています。業種によっては、すでに何年も前から外国から若者を招き、労働力をカバーしてもらっている実態があります。
一方で、我が国のニート(15歳~34歳までの若者で、就業、就学、職業訓練のいずれもしていない人)の割合は、2%台で推移しています。50人に1人よりも少し多いくらいの割合です。
子供たちが、将来に向けて望ましい勤労観、職業観を養っていくためには、今回のような職場体験には重要な意味があると思います。我が子を見ていても、将来社会に出てがんばって働いてほしいと思いつつも、親として何ができるのか、何をすべきなのかはなかなか見えません。
今回、浅羽中学から来てくれた5人のうち、4人は本校の卒業生でした。先週来てくれた袋井中の生徒さんと同じ質問をしてみました。
・相手を大切にした聞き方は、本校児童の文化になっていると思いますか
「文化として十分定着している」:2人 「定着しつつある」:3人
・相手の心に届くあいさつは、本校児童の文化になっていると思いますか。
「文化として十分定着している」:4人 「定着しつつある」:1人
今回も否定的な回答は、ゼロでした。あいさつについては、かなり文化として定着してきているようです。聞き方については、まだまだ課題があるようです。みんなで意識してプライドをもって取り組めるといいなと思っています。
さて、今回も小学校ではこんなことをがんばっておくことが大切だというアドバイスもお願いしました。中学生からの言葉です。
・勉強は大切だが、一番はだれとでも関わっていけるコミュニケーション力だと思う
・休み時間から授業の時間への切り替え
・小学校で習う勉強
・勉強を前々からやりテストの前には必ずワークの見直しなどをすることが大切
・中学校の数学は小学校の算数の応用で、それを使うから算数はしっかりやったほうがいい
勉強に関する助言が多かったですが、算数については袋井中学の生徒さんからも同じようなメッセージがありました。今日、5年生の算数の授業を参観しましたが、分数の約分を勉強していました。小学校であっても、学習は積み重ねです。算数は特に1年生の足し算、引き算の勉強からだんだんと積み上げていきます。分数の約分では、公約数を見つけることが必要です。「最大公約数を見つけることができれば一発で約分できるよ」先生からそんな話がありました。約数を見つけるためには、2年生で習ったかけ算九九を使います。約分するためには、3年生で習った割り算を使います。かけ算や割り算が身に付いていないと、約分することができません。参観中、約分の練習問題に苦戦している子供たちがいるのに気がつきました。一緒に問題を解きながら、子供たちが「自分は○○ができないから、それを勉強しよう」と前向きな気づきをもてるといいなと願いながら接していました。頑張っている子供たちを精一杯応援し、支援していきたいです。