学校ブログ

心温まる六送会をありがとう! 3月1日(金)

2024年3月1日 19時18分

本日、六年生を送る会を実施しました。

昨年の今頃はコロナ対策が続いていたので、6年生のみが会場にいて、その他の学年は出番の時だけ、体育館に入るというかたちで行っていました。

今年は、全学年が体育館に集まって行うことができました。6年生の入場から退場まで、一堂に会したことで全校で思いを共有することができるすばらしい六送会になりました。

運営を担ってくれたのは、5年生です。およそ1か月前、観音山から戻ったばかりの5年生に校長が話をする機会を5年生の先生方がつくってくれました。「プライド(誇り)とリスペクト(敬意)」の話をしました。「5年生には、5年生としてのプライド、学校のリーダーになるんだというプライドをもってほしい。そして、すべての人に対してのリスペクトをもってほしい。六送会の準備をするにあたっては6年生へのリスペクト、来年新1年生を迎えるにあたっては1年生へのリスペクトが必要です。」六送会では、新たにリーダーになろうとする5年生のプライドを感じました。そして、6年生へのリスペクト、一緒に会をつくりあげてくれている他学年へのリスペクトを感じました。進行役の子供たちが堂々と落ち着いて役割を果たしてくれました。

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最初に登場した2年生は、6年生に「たくさんのありがとう」を伝えました。特に、毎日の集団登校でお世話になった気持ちを言葉や替え歌で伝えました。言葉も歌も心を込めて大きな声にのせて伝えていました。一人一人がお礼の手紙も書いたようで、代表児童から代表児童に最後に手渡してくれました。6年生の教室前には、夕方にはすでに掲示してありました。

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3年生は、「楽しい音楽イントロクイズ」をやってくれました。1年生で習った曲、2年生で習った曲・・・6年の担任の先生がマイクをもって歌ってくれるといううれしい演出もありました。「全校のみんなで歌いましょう!」という場面もあって、すごく盛り上がりました。青フェスで見せてくれたごめんなサイドステップを思い出させてくれる「ありがとうございまステップ?!」もみんなでやってくれて大きな笑いも起きました。

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1年生は、「6年生はすごい!」と6年生のすごさ、すばらしさを紹介してくれました。6年間で40数㎝背が伸びた男の子をその児童が1年生の時の身長だった女の子がクイズ形式で紹介してくれました。2人がみんなの前で並んでくれたので、6年間での体の成長をみんなが実感しました。6年生で一番足が速い子と1年生で一番速い子のかけっこもありました。6年生のすごさを1年生たちが全身を使いながらでっかい声を出して力いっぱい伝えようとしている姿が感動的でした。

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4年生は、「6年間の行事クイズ」をやってくれました。1年生の時から校外学習などで出掛けた場所や行事について、クイズを交えて紹介しました。6年生は、1年生からのことを一生懸命思い出していました。訪れた場所での思い出がよみがえってきているようでした。「修学旅行でお世話になったホテルの人たちに対して6年生がやったことは何でしょう?」「①ツルを折った」「②感謝を手紙で伝えた」「③部屋をきれいに片付けた」正解は、「全部」でした。後輩たちが6年生のそんなステキな姿を受け継いでくれるだろうなとうれしくなりました。

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5年生は、「委員会活動のお礼」を伝えました。全校のために一生懸命働く6年生の後ろ姿を見てきた5年生、「自分たちが委員会の活動を盛り上げます!」という強い決意が伝わってきました。6年生も「安心して任せられる」と感じてくれたと思います。

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恒例の思い出のスライドショーは、6年生の子供たちの若かりし日の姿が見られて大盛り上がりでした。懐かしい先生方も登場して、思い出されることがたくさんあったのではないでしょうか。

6年生からは、合唱と6年生伝説のアイテム「たかランドセル(宝ランドセル)」の贈り物がありました。合唱「絆(きずな)」は、聞いていて鳥肌が立つくらいでした。聞いていた6年生の先生たちの目には光るものがありました。下級生の子供たちの中にも合唱に感動して泣いていた子たちがたくさんいたそうです。

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感動的な行事になりました。参観してくださった学校運営協議会の委員さんたちも感動されていました。先生たちもみんな感動していました。

「僕たちもみんなに『ありがとう』って言ってもらえるような6年生になりたい」六送会の後、子供たちからそんな言葉が聞かれたそうです。1年生の中には、6年生とのお別れがつらくて泣けてきてしまったという子が何人もいました。

「ありがとう」という言葉の力、魔法の言葉の力を感じることができたステキなステキな六送会でした。あと2週間くらい、6年生といっしょに過ごす時間があります。1日1日を大切にして、6年生とたくさんお話しして、感謝の気持ちもしっかり伝えておきたいですね。

1年生から5年生の子供たちにとって何よりうれしかったのは、6年生が喜んでくれたことでしょう。人のために何かするって本当にステキなことです。6年生から下級生への心からの贈り物もステキでした。「自分も相手も大切にする子」の姿がたくさん見られました。みんなで心を込めて行事をつくりあげる、東小の文化も見せてもらった気がします。

六送会を作り上げてくれたすべての子供たちと先生たちに感謝の気持ちを送りたいです。ありがとう。