






今日の給食は、ご飯の上に彩りのよい野菜と甘めの味付けをした豚肉を盛り付ける韓国を代表するご飯料理、ビビンバでした。「ビビン」は韓国語で「混ぜる」という意味、「バ」とは韓国語で「ご飯」(パプ)を意味します。
別々に盛り付けられた野菜とお肉をご飯にのせ、よく混ぜて食べれば、ビビンバとして味わうことができます。
今から35年くらい前、私はビビンバを初めて食べました。アメリカでホームステイしていた家族が韓国系のアメリカ人だったことで、初めて食する機会を得ました。その当時、韓国料理になじみのなかった私には、肉と野菜とご飯を混ぜて食べるということに抵抗がありました。白米は白米でそのまま食べたい・・・でもビビンバにして食べてみてあまりのおいしさにびっくりしました。今では、私の大好きな韓国料理の一つになりました。
はたして、子どもたちは今日の給食をビビンバにして食べているのだろうか、興味津々で3年2組の教室をのぞいてみました。すでにビビンバにしている子もいれば、ご飯とおかずとして別々に食べている子もいました。
「今日の給食は、ビビンバだからお肉も野菜もご飯の上にのせて、よく混ぜて食べるとおいしいよ」そう伝えると、子どもたちはさっそくチャレンジしていました。そして、みんな、おいしそうに、幸せそうに食べていました。野菜は苦手で・・・という子も何人かいましたが、野菜をお代わりしている子もたくさんいました。たくさんの子どもが私に親指を立てるジェスチャーで「おいしいっ!」とサインを送ってくれました。
日本一の袋井市の給食、今日はわかめスープとビビンバ、岸田総理の韓国訪問ともちょうどタイミングが重なっています。給食を話題にするだけでも、文化、政治や歴史を含めてたくさんの話ができそうですね。










先週に引き続き、今日は4年生以上が学年ごとに防犯教室を受講しました。
不審者から身の安全を守ることをテーマに、DVDを視聴した上で、「いかのおすし」の確認、防犯ブザーの点検、実際に危険な目に遭ったときの対処方法について学びました。
DVDで出てくる場面に現実味があり、観ていて「実際に子どもがこんな場面に遭遇したら、適切に行動できるのだろうか」と少し不安な気持ちになりました。DVDの中でこんな言葉がありました。「不審者はいかにも不審者ですという格好で現れるわけではありません。まずは、信用させてからだますという手口であなたに近づいてきます。」
防犯ブザーがランドセルに付いているか、電池が切れていないかなどを確認し、大声を出す練習をしたり、実際不審者におそわれた時にどのように逃げるのかを練習したりしました。
年齢が上がるにつれ、巻き込まれやすい危険な事案も変わってくると思います。被害に遭わないために、万が一遭ったとしても重大な被害を受けないために、御家庭においてもお子さんと防犯について、話をしてください。
スクールサポーターさん、ありがとうございました。
<2年生 防犯教室>



<2年生 クラス対応「たすけて~!」選手権>


<3年生 防犯教室>




3時間目は2年生、4時間目は3年生が防犯教室を行いました。3時間続けての実施ということで、スクールサポーターさんにはご負担をおかけしましたが、学年に応じた内容を準備してくださり、子どもたちは楽しみながらも、真剣に参加していました。
2年生は、昨年教えてもらった「いかのおすし」の中身を確認しました。ほとんどの子が合い言葉をしっかり理解している様子でした。さらに、小さい子が、知らないおじさんに声を掛けられて困っている場面を見かけたらどうするかということもいっしょに考えました。一つ学年が上がり、お兄さん、お姉さんになった2年生。小さい子のことも守ってあげなければならない場面が出てくるかもしれません。
また、どちらのクラスがより大きな声で、「助けて~!」と叫べるかを競い合いました。1組、2組ともに、体育館の天井が吹っ飛んでしまいそうなくらい大きな声で助けを呼ぶことができました。
3年生の防犯教室では、さらに多くの危険な場面での対応について考え、どうするのがよいのかをクイズ形式で回答しました。そして、危険な場所を見分ける言葉として「ひ・ま・わ・り」も教えてもらいました。
「ひ」:ひとりになる場所
「ま」:まわりから見えにくい場所
「わ」:わかれ道、裏道がある場所
「り」:りようされていない空き家、空き地がある場所
連休中、おうちの人と散歩する時などに、おうちの周りの危険箇所をいっしょに確認できるといいですね。









今日は、袋井警察署生活安全課から、スクールサポーターさんをお迎えして防犯教室を実施しました。1年生は、まずは合い言葉「いかのおすし」を教えてもらいました。
・知らない人について「いか」ない
・知らない人の車に「の」らない
・助けて!と「お」おごえで叫ぶ
・こわいことがあったら「す」ぐに逃げる
・大人に「し」らせる
合い言葉を覚えるための歌も教えてもらいました。初めて聞く歌なのに子どもたちはだんだん口ずさみ始め、DVDに合わせて歌っていました。歌と一緒に踊りも教えてもらい、楽しく「いかのおすし」を覚えることができました。
そして、サポーターさんが悪者役を演じ、子どもたちを連れ去ろうとした際の逃げ方をロールプレイで練習しました。代表で演じた子どもたちは、上手に断ったり、逃げたり、大声を出したりして、自分の身を守っていました。
残念なことですが子どもが巻き込まれる犯罪が後を絶ちません。御家庭でも、自分の身は自分で守るためにできることをお子さんと一緒に話し合っていただきたいなと思います。






今日の献立は、「食パン、牛乳、チキンのバーベキューソース、野菜サラダ、コーンチャウダー、いちごジャム」でした。ご飯よりパンの方が好きという子の方が多い気もするので、今日のメニューは子どもたちの好きな物が多いのかなと思いました。2年生の教室へ行ってみると、担任の先生が配られたけど食べきれないという子の給食を一品ずつ減らしていました。「どれくらいなら、食べられる?」丁寧に子どもと交渉しながら減らします。担任の先生の(苦手な物でも少しはがんばって食べてほしい)という気持ちが優しい言葉の向こうに透けて見えます。
一通り減らした後は、食べられる子への追加の配付です。野菜サラダをおかわりする子もたくさんいました。「食べたいけど、様子見てからでもいいですか?」まずは配られた物を食べきってからと、しっかりした子もいました。パンとチキンは大人気でした。「チキンは、半分にしてもいいならみんなもらえるけどどうする?」「じゃんけんで負けたらあきらめるにします。」給食のおかわりの場面でも、自分の気持ちを大事にしたり、相手の気持ちを考えたりする子どもたちの姿が見られました。特にもめることもなく、じゃんけんに勝った子が受け取っていました。「担任の先生が食事する時間がどんどん短くなっちゃうなぁ」様子を見ながら、担任の先生たちのたいへんさを感じました。
今日のいちごジャムは、給食センターこだわりの手作りジャムです。いちごジャムと言えば、以前はビニル製の小袋に入ったもの。給食当番が、ぽんぽんと机の上に置いて配っていました。「いただきます」をした後、袋の縁を少し噛み切って破り、パンの上で絞り出したのを思い出します。
日本一の給食を目指している袋井市では、ジャムをお玉ですくって小皿にのせて配ります。ひと味もふた味も違います。
以前、他県から転入してきた児童のお母さんと偶然言葉を交わす機会がありました。「お子さん、どうですか?学校には慣れましたか?楽しく登校できていますか?」「うちの子、『給食が死ぬほどうまい!』と言っています。楽しく学校に行けています。」と答えてくださいました。
直接お会いすることもない給食センターの方々が、毎日一生懸命「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ!」と念じながら作ってくださっています。感謝なことですね。













気持ちのよい青空が広がるさわやかな日となりました。
今日も短縮の4時間授業、子どもたちの足取りも軽やかに見えました。
今年度、本校配属のALTが変わりましたが、以前も本校で教えていた先生です。先生も子どもたちにすっかり慣れ、子どもたちも楽しそうに英語を学んでいます。
5年1組の英語の授業を参観に行くと、曲に合わせて様々な英語のあいさつを歌って?発音していました。身を乗り出して、先生やプロジェクターの画面を見ている子どもたちの姿が、印象的でした。授業に没頭している子が多いなぁと感じました。
コミュニケーション活動では、好きな色や好きな食べ物を伝えながら自己紹介をしました。Hello!と自分から話し掛けます。内気な子には、少し勇気が必要かもしれません。私も中に入れてもらいましたが、すらすらと英語を話す子どもたちに驚きました。5つくらいの英文をペラペラ話します。
子どもたちの発音は、いわゆるジャパニーズ・イングリッシュではなく、外国のネイティヴのような発音でした。英語を専門に勉強してきた自分より子どもたちの発音の方が上手で少し悔しくもなりました。幼い頃から本物の英語にふれるチャンスが容易に得られる今の子どもたちは、その気になれば海外で生活しているのと同じように英語のシャワーを浴びることができます。本物の英語を耳で聞いて、それを口でまねしていたら、だれでも同じように英語を発音できるようになります。これまでの外国語活動の時間だけでもかなりの英語のシャワーを浴びたり、発音練習をしたりしてきたのかもしれません。
言語を習得するのに最も適した時期は、12,3歳までとも言われます。発音については、それ以降に練習しても完全に習得するのはなかなか難しいそうです。とすれば、小学校のうちに本物の英語をたくさん聞いて、たくさん口まねした方がよいのかもしれません。5年生の子どもたちの授業の様子を見て、子どもたちがよく育っているなーと感じてうれしくなりました。素直に学ぶ子、素直に取り組む子はどんどん習得していきます。
しかしながら、英語教育の目的はアメリカ人のような発音の英語を身に付けさせることではありません。日本語以外の言語を話す人であっても相手に関心をもち、その人とコミュニケーションを取りたいなと思う気持ち、人と関わっていくための土台をつくるところにあります。自分も相手も大切にすることともつながっているように思います。