今日は、浅羽学園統一の「健康の日」でした。
朝の時間に養護教諭の大津先生から、「目を大切にしましょう!」というお話がありました。
最初に今年度の視力検査の結果が示されました。本学園では約25%の小学生の視力が1.0未満とのことです。目の悪い子は、男子よりも女子の方が多めという結果になりました。中学生の女子では、実に67%の生徒が視力1.0未満ということです。
視力低下はすぐに起こるのですが、低下した視力を回復させるのは簡単なことではありません。タブレットが導入され、3年目に入っています。タブレットなどの機器を使う時間が増えたことは、目にとっては大きな負担です。
学園内の保健室の先生方が子どもたちの目を守りたいと考え、今年は特に「目の健康」をテーマに様々な取組みをしてくれています。
今日は、目を大切にするために「勉強や読書をするとき」「テレビを見る・ゲームをするとき」「日常生活」で気をつけることについて、話がありました。
視力が1.0未満の小学生の割合はここ3年間は減少傾向にありますが、それでも目が悪くなってしまった児童もいます。
各御家庭でも目の健康について、ぜひお子さんと話をしてください。
なお、浅羽学園では11月11日から18日までの期間で、「レッツチャレンジノーメディア」という計画があります。目の健康に合わせて、メディアとのつきあい方についても家族で話し合っていただきたいと思います。
最上級生の6年生が修学旅行でいない2日間、5年生が学校のリーダーになって頑張っています。
朝の登校では、先頭や最後尾になり、下級生に気を配ったり安全に気を付けたりしています。学校に来ると、これまでは6年生といっしょに活動していた委員会の仕事を任され、少しだけ緊張や不安をかんじることもあるようですが、自分たちで協力したり考えたりしてその責任を果たしています。5か月後には、浅羽東小学校の新しいリーダーになります。その活動ぶりが頼もしい5年生です。
3年生が、社会科「火事からくらしを守る」の学習で、袋井消防署の見学に行きました。
消防士さんのお話を聞いた後、消防署の中を見学し、けむり体験をしたり担架で人を運んだりしました。子供たちは、熱心に消防士さんの説明を聞いたり力を合わせて担架を運んだりして、貴重な体験をすることができました。
質問タイムでは、「どうやって早く現場に行くの?」「季節によって火事の多さはちがうの?」「消防車の種類にはどんなものがあるの?」「消防署はいつからあるの?」など、たいへん興味をもって学習していました。今回、学んできたことをもとに、社会科の学習が進められていきます。
参加を予定していた児童全員がそろい、楽しみにしていた修学旅行に出発しました。
昨年度は、コロナの影響で、観音山宿泊学習が中止になったため、6年生の子供たちは、初めての宿泊を伴った校外学習になります。出発式では、実行委員の皆さんが、めあてや楽しみにしていることを発表してくれました。修学旅行では、「社会のルールやマナー」「歴史や文化のすばらしさ・働く人のおもてなし」「友達の絆」を体験を通して学ぶことを目的にしています。”自分も相手も大切に”しながら、最高の思い出になる修学旅行を存分に楽しんでほしいと思います。
本年度、最後のクラブ活動がありました。4回のクラブ活動を振り返る活動を行った後、残った時間でそれぞれの活動を行いました。
手芸クラブでは、フェルトを使った小物を作ったり飾りをつけたりしました。細かな作業を丁寧に進めていました。お気に入りの作品ができたと思います。
イラスト工作クラブでは、クロムブックでお気に入りのイラストを探し、紙に書き写したり色つけをしたりしました。一つ一つの作品にこだわりをもち、集中して取り組んでいました。
遊びクラブでは、UNOやオセロゲームをグループになって楽しみました。「仲間に入れて」「○○さんが(振り返りカードを)書き終わるまで待つか」と、温かい雰囲気で活動していました。
クロムブッククラブでは、プログラミングを行いました。友達の様子を見て教え合ったり、ホワイトボードに映し出されているやり方を確認したりして、夢中になって取り組んでいました。
折り紙・あやとりクラブでは、折り紙を折って作品を作りました。本やクロムブックで折り方を確認したり友達とやり方を教え合ったりしている姿が印象的でした。
チャレンジクラブでは、プラバン作りをしました。クロムブックで気に入ったイラストを探し、丁寧に書き写したり色をつけたりして、自分だけのキーホルダーを作りました。
運動クラブは、体育館でドッジボールを行ったり運動場でリレーをしたりしました。リレーでは、接触して転倒してしまう場面もありましたが、応援したりあきらめずに走ったりする姿が輝いていました。
限られた回数の中での活動でしたが、それぞれの活動によさがあります。興味・関心が広がったり夢中になって取り組んだりしたことが、これからの活動にもつながっていくと思います。
本校でも、障害のある子どもと障害のない子どもが触れ合い、共に活動する交流及び共同学習の機会を設け、共に尊重し合いながら協働して生活していく態度を育むようにすることを目的にしている交流籍交流を行っています。
本日、2年2組で袋井特別支援学校の友達と図画工作科の授業を行いました。「つないでつるして」の授業で、子供たちは新聞紙を思い思いの形や大きさに切ってつなぎました。ある子はハサミで新聞紙の端に切り込みを何か所入れて、「こうするんだよ」と器用に紙を裂いていました。友達とリングをつないだり一本のひものようにつないだりして、さまざまなつながりを楽しんでいました。
後半になると「見て!見て!」と自分たちがつないだりつるしたりしたものを、うれしそうに紹介してくれました。教室やスペースにつながりがいっぱい広がり、夢中になって活動している姿が印象的でした。みんなでやるから、よりダイナミックな活動になったと思います。
5年生が、袋井市で取り組む「こころの健康」講座を行いました。心理士の小林澄代カウンセラーから「怒りのコントロール方法やリラックスする方法」について、お話を伺いました。
最初に、「怒りの感情ってどんなもの?」と問われ、いろいろな感情の一つで、疲れていると怒りにつながりやすくなり、あふれ出すことで怒りになることを教えていただきました。怒りの感情も、大切な感情の一つで、誰もがもつものである。怒りの感情はあってもいいけど、怒りの行動をそのまま出すと、相手が嫌な思いをしたり人を傷つけたりする場合がある。怒りの行動を取った人は、そのことを忘れてしまうけど、相手にとっては忘れられないものになることがある。だから、怒りの温度計のムッとしたりイライラしたりする段階で、自分の言葉で伝える方法やリラックスをする方法を取ることが大切という内容でした。
怒りを自分の言葉で伝える方法として「み・かん・って・い・いな」を紹介していただきました。見たことや感じたこと、提案やお願い、いいなと思ったこと、嫌だからこうしてほしいなどと伝えることなど、自分の気持ちを伝えることや相手に自分の気持ちを分かってもらうことが大切というお話でした。
最後に、リラックスする方法を体験しました。「6秒ってどのくらい?」「思ったより短いかな」「怒りは6秒たつと気持ちが落ち着くよ」というやりとりの後、呼吸の仕方やグーパーを繰り返す動作を行いました。
怒りの感情があふれ出さないように、自分なりの方法で伝えたりリラックスしたりすることが大切ですね。
本日5時間目に1年2組で研究授業を行いました。
職員の授業研修の一環ですが、全職員が授業を1時間参観して、授業反省会を行う「大研究」という位置付けでした。
普段は、午前中に行うことの多い国語の授業を5時間目に実施した上、30人くらいの先生たちが見ている中での授業となりました。担任の先生は、授業後「自分だけでなく、子どもたちもいつも通りではなかった。いつもならもっともっと反応がよく、発言も多かったはず・・・」と話していました。自分のクラスの子どもたちのよさをもっともっと見てほしかったという悔しさがにじんでいるようでした。
それでも参観していた私たちは、先生と子どもたちが一体となって学びに没頭している姿に感動しました。「どの子もよーく考えていましたよね」と言っている職員もいました。自分の考えを大きな声で発表できる子どもたちの姿がかっこよかったです。友だちの発表を体を向けて聞く姿勢も立派でした。じーっと考えた後、鉛筆を走らせる子どもの姿もステキでした。
今日は、「じどう車くらべ」という教材で、はしご車の「しごと」について考え、その車の「つくり」を「しごと」と合わせて説明する文を書きました。授業のまとめで子どもたちが書きあげた文章には、質にも量にも個人差がありました。「書きたい」そう願って一生懸命取り組んでいる子どもたちが「書く力」をつけていくためには、どんな指導や支援をしていけばよいのか、放課後の研修会で様々な視点から全員で考えることができました。今日は、浅羽東こども園の先生方もたくさん授業を参観してくださいました。そして、放課後の研修会でも、「こうしたら子どもたちはもっと考えやすかったのではないか」という私たちよりももっと子ども目線の意見を出してくださいました。
いっしょに研修をしながら「学園全体で子どもたちを育てている」そんな実感がもてました。
1年2組の子どもたちと担任の先生のがんばりに、先生たちは大きな拍手を送りたい気持ちでいっぱいでした。明日教室に行って、子どもたちにお礼が言えたらいいなと思います。
「メディア(ネットやゲーム)の特性を知って安心安全で上手な使い方を考えよう!」というテーマで、「浜松子どもとメディアリテラシー研究所」から講師をお迎えして、5年生児童が学校保健委員会に参加しました。PTA本部役員の皆様と希望された保護者の皆様にも御参加いただき、メディアとのつきあい方について子どもたちといっしょに考えました。
インターネットやゲームなどのメディアを使っている中で、子どもたちがどうしたらよいのか悩む場面、あるいはどうすべきか考えなければならない場面がたくさんあります。そのような具体的な場面での対応について話合いながら考えました。ゲームや動画視聴などメディア中毒の問題も話題にあがりました。
インターネットなどのメディアは便利な反面、悪いところももちろんあります。そこをしっかり理解した上で、上手に使う必要があることを確認しました。
お隣の中国では、18歳未満の人は週に3時間までしかオンラインゲームをしてはならないというきまりが今年の9月からスタートしたそうです。ゲームに没頭する子どもたちが増え、このままでは将来の国家存亡の危機を心配する国のリーダーが一方的に決めたと言われています。
日本にはそのようなきまりはありません。個人個人、または各家庭にゆだねられているところです。しかし、しっかりした判断ができないと自分を滅ぼしたり、他のだれかを傷つけたりする危険性があります。「自分を大切にしない」「相手を大切にしない」メディアとのつきあい方、メディアの使い方があるということです。便利なメディアを安心して、安全に、上手に使いこなすことができる「自分も相手も大切にする子どもたち」であってほしいと思います。
子どもたちが教室へ戻った後、保護者の皆様が不安に感じていることについて、講師に質問をする時間をとることもできました。ニュースでも取り上げられている「グルーミング」犯罪から子どもたちを守るために大人として何ができるだろうかということが話題になりました。
すっきりしない天候の肌寒い一日となりました。
今日は午前中に学校運営協議会が開かれ、参加された9人の運営協議会委員に前期の本校の学校運営について報告をしました。今回は、浅羽学園全体のコミュニティスクールづくりを推進してくださるコミュニティスクールディレクター、三﨑さんも出席してくださいました。授業参観をしていただいた上で、学力面や生活面など学校からの報告内容と合わせて、本校児童の課題について協議しました。学力面では、特に国語の書く力に大きな課題があるという点について、学校としてどう対策を立てて取り組んでいるのかということが話題になりました。「書く力に大きな課題がある」という子どもたちの実態を保護者の皆様と共有するだけでも、何か変ってくるのではと思います。
協議会では、本校の子どもたちの育成のために、地域の力を集めて協力したいという委員の皆様の熱い思いが伝わってきました。私たち教職員も地域の皆様の力を借りながら、地域の宝である子どもたちの健全育成のためにがんばりたい、という思いを新たにしました。
子どもたちの様子を参観された委員の皆様から、「子どもたちが授業に集中している。前回(第1回)の時より、各学級が落ち着いている」「先生方が一生懸命やっておられる。一人一人の子どもを大事にしていることがよく伝わってきた」という感想をいただきました。
<長縄の練習をする子どもたち>
<エコパ環境学習を終えて、帰校した1年生>
なんとなく朝は元気がないように感じられた今日の子どもたちですが、午前中に学校モードに切りかわったようで、昼休みにはいつも通り運動場や古新田の森を元気に駆け回る姿が見られました。
昼の放送で、体育主任の土屋先生から、県の体力アップコンテストで「長縄」に挑戦することが告知されたこともあり、昼休みに長縄の練習をしている子どもたちの姿も見られました。異学年の子どもたちがいっしょにやっている姿は、なんとも微笑ましい光景でした。
昼休み中には、エコパに出掛けていた1年生も無事帰校しました。外に出ていた上級生が校舎に入り終わるまで昇降口前で待っている時間、エコパのお土産を手にたくさんの子どもたちが話しかけてくれました。「こんなにおっきなカエルがいたんだよ」「イノシシの骨を見せてもらったよ。顔だけでこんなに大きかったから、体はきっとこぉーっれくらい大きいと思うよ」「この葉っぱ見て。字が書けるんだよ」「見て見て、こんなにいっぱいドングリを拾ってきたよ」「エコパにね、師匠がいてね、いろいろ教えてくれたの」目をキラキラさせて話してくれました。お家の人にもきっと子どもたちは、味わった感動をそのまま伝えてくれると思います。
「お話したい」「だれかに伝えたい」子どものそんな気持ちを満たしてあげられるようにじっくり聞いてあげたいなと思いました。