今日は、朝読書の時間に、読み聞かせがありました。1年生の教室には、ぐりとぐらの会のみなさんが来てくださり、読み聞かせをしてくださいました。
2年生以上の教室には、担任以外の先生がやって来て読み聞かせをしてくれました。普段と違う先生が来たことで、うれしそうな子、興奮気味の子もいました。先生方も、普段指導している学年とは違う子どもたちを相手に、いつもとは違う新鮮さを味わっているようでした。低学年と高学年では、見た目だけでなく子どもたちの反応も違います。職員にとっても、視点を変えて物事を見るよい機会になったと思います。
さあ、読書の秋です。お子さんは、読書が好きですか。お家でお子さんが本を読んでいる姿を見ることはありますか。お家には子どもたちが読んでみたいと思うような本がお子さんの手の届くところに置いてありますか。お子さんと図書館に出かけることはありますか。
全国学力学習状況調査の質問紙に「読書は好きですか」という質問項目があります。6年生の児童は、「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」「あまり当てはまらない」「当てはまらない」から選択して回答しました。本校の今年の6年生の結果を見ると、この質問に「当てはまる」「どちらかといえば、当てはまる」と回答した児童の国語のテストの正答率は、読書が好きではない児童よりかなり高くなっていることが分かります。
「当てはまる」と回答した子 → 正答率73.6%
「どちらかといえば、当てはまる」と回答した子 → 正答率 68.3%
「あまり当てはまらない」と回答した子 → 正答率56.3%
「当てはまらない」と回答した子 → 正答率62.7%
算数のテストでも、読書好きの子の正答率は高い傾向があります。読書と学力には、関連性がある可能性があります。
「本を読みなさい。」子どもたちにそのような声掛けをすれば、読書が好きになるというわけではありません。読み聞かせをしてあげたり、子どもたちが読んでみたいと思うような本をいっしょに探したり、好きな本について家族で話したり、方法はいろいろあるような気がします。
読書の秋です。この秋、子どもたちがステキな本と出会えたらいいですね。
先週木曜日から、昨日まで4日間本校で体験学習をしてきた二人のお友だちの登校は、昨日、最終日を迎えました。
4日間という短い期間でしたが、オーストラリアからやってきたこの兄妹にとっても、本校の児童にとっても、貴重な出会いとなりました。清掃や給食など、現地の学校とは違う日本の学校生活を体験したり、運動会の練習にも参加したりすることができ、よい思い出ができたのではないでしょうか。
妹さんは、お母さんに、「次はいつこの学校に来られる?」と質問したそうです。子どもたちや先生方のかかわりもたいへん温かく感じてくれたようです。最後は、クラスのお友だちからのメッセージと写真を受け取って、喜んでいました。
お兄さんは、最後の思い出作りで、本人が一番好きなスポーツ、バスケットボールをクラスのみんなとやったそうです。バスケットをやったことのない子どもたちもいたようですが、楽しくいっしょに活動することができました。
今週末にはオーストラリアに戻られるそうです。パースに戻って、オーストラリアの友だちにどんなふうに浅羽東小のことや日本のことを紹介するのでしょうか。
滞在中、二人の学校生活を一生懸命サポートしてくれている子どもたちの優しい姿がたくさん見られました。困っている人に優しく手をさしのべる、声を掛ける、子どもたちの優しさがステキでした。優しい人を見ていると、自分の心にも「優しい人になりたいな」という気持ちがわき上がってきます。
晴天に恵まれ、5年生が社会科見学に出掛けました。
目的地は、浜松科学館とスズキ自動車の歴史館です。5年生の子どもたちは、ワクワクしながら登校してきているのが分かりました。
「今日はランドセルじゃないよ。」「校長先生、今日僕たちがどこ行くか、知ってるの?」正門で、話し掛けてくれる児童が何人かしました。
実際に、自分の目で見て、耳で聞いて、手で触れて、頭で考えて、質問してたくさんのことを学んできてほしいなと思います。多くの発見があることでしょう。社会科や理科の勉強だけでなく、今日は公共の場でのマナーや行動のあり方についても学んできてくれると期待しています。
バスに乗り込む際、運転手さんに「おはようございます」「お願いします。」と元気よくあいさつしている子どもがたくさんいました。当たり前のことですが、できる・できないには個人差があります。5年生は、3学期は自然教室に、来年には修学旅行に出掛けます。訪問先で出会う人たちも、今年みんなが目標としている「自分も 相手も 大切にする子」の「相手」にあたります。相手のことを大切にすることで、自分も相手から大切にされることでしょう。
学んできたことの報告を楽しみにしています。
今日は、雨上がりの澄んだ空気に青空という気持ちのよい1日となりました。
昨日は、オーストラリアからやってきた新しいお友だちとの出会いがありましたが、今日はブラジルに一時帰国するお友だちとの寂しいお別れがありました。
5年2組では、4時間目にブラジルに一旦帰国するクラスメイトとのお別れ会を行いました。お別れ会後の教室に行ってみると、黒板には、お友だちへのメッセージがいっぱい書かれていました。来年度の初め頃には、日本に戻ってくる予定ということで、一時の寂しさはありますが、半年経てば再会できるという希望があります。そのため、子どもたちも笑顔で送り出すことができたようです。
広い広いブラジルの首都、ブラジリアに帰るそうです。そして、ブラジルでは半年間現地の学校に通うそうです。日本の学校とブラジルの学校で一番違うところは何?と質問すると、「給食」とのこと。ブラジルでは学校にお金を持っていって自分で欲しいものを買って食べるそうです。どんな国なんだろう。いつかブラジルに行ってみたいな、話をしているとそんな気持ちになります。
「近くにいる子たちだけでもいいから、黒板の前でみんなの写真を撮らせて。」とお願いしました。写真を撮っているとだんだんとクラスの子どもたちが集まってきました。
放課後には、運動会に向けた委員会活動がありました。礼儀正しく、背筋をすっと伸ばして学校生活を送ってきたこの児童は、明後日の便での帰国ということで、運動会に参加することはできません。それでも、委員会のメンバーとして運動場で行われていた決勝審判係の打ち合わせにしっかりと参加していました。「ホームページを見れば、運動会の様子も、浅羽東小の様子もいつでも見られるよ。」と伝えると、笑顔でうなずいてくれました。
出会いがあって、別れがあって、また出会いがある、そんな中で、子どもたちにたくさんのことを感じてほしいと願っています。
本日から来週10月4日までの4日間、オーストラリアの西海岸の都市、パースから一時帰国している二人のお友だちが浅羽東小でいっしょに勉強します。兄妹二人で、それぞれ6年1組と3年1組で過ごします。短い期間ですが、お互いの心にステキな思い出が刻まれる4日間となるといいですね。人と人との出会いは、不思議な縁です。大切にしたいものです。
お兄さんは、学区の幼稚園に通った経験や、数年前に2週間程度本校で過ごした経験があります。覚えていた児童も何人かいるようですぐになじめている様子でした。
妹さんも幼稚園を数日訪れたことはあるそうですが、日本語よりも英語の方が得意とのことでした。登校時には初めての日本の学校生活やコミュニケーションに不安を感じている様子でした。3、4時間目に3年生は、学年で合同授業を行って、オーストラリアの生活や学校のことなどを新しいお友だちに質問して、交流をもちました。「休み時間は何をして過ごしますか」「どんなゲームをやっていますか」「好きなスポーツは何ですか」「オーストラリアでは何語が話されていますか」「有名な食べ物は何ですか」「日本とオーストラリア以外の国に行ったことはありますか」など、好奇心旺盛な子どもたちからの質問が止むことはありませんでした。スポーツが話題となり、自分の好きな剣道を動作とかけ声で説明してくれる児童もいました。
私もオーストラに行ったことはありません。野生のカンガルーは、生活しているところで普通に見られる動物なのか、思わず質問してしまいました。知らなかったことをたくさん知ることができた貴重な時間になりました。子どもたちの様子を見ているだけで、温かい気持ちになりました。
御家庭で、お子さんと外国のことを話題に話す機会はありますか。お子さんは、日本以外の国に興味をもっていますか。様々なことを体験し、見聞きし、子どもたちは視野をどんどん広げていきます。その中で、自分の将来の生き方やあり方を考えていくことでしょう。今回のこのステキな出会いが、子どもたちの視野をまた少し広げてくれると思うと、ワクワクしてきます。
春の体力測定からどのくらい体力が伸びたのか、ちょっぴりどきどきしながら体力テスト(本日は、50m走・ボール投げ・立ち幅跳びの3種目)を行いました。さわやかな秋晴れのもと、自分の記録に喜んだり思うように記録が出なくて悔しがったりしましたが、友達が頑張る姿を一生懸命応援する様子も見られました。この他に、1・2年生は長座体前屈、3~6年生は、長座体前屈に加えて、上体起こし・反復横跳び・握力・20mシャトルランの8種目を測定していきます。
先日、学校だよりで家庭科(裁縫)授業支援ボランティアを募集したところ、さっそく保護者の方から連絡があり、授業支援をしていただきました。各グループでそれぞれにミシンを使って裁縫をしているため、教師だけでは限界があります。ボランティアさんがいることで、子供たちも質問したり教わったりする機会が増え、大変助かります。10月末まで裁縫の授業が続きます。高学年にお子さんがいなくても支えていただけるとうれしいです。御協力いただける方がいらっしゃいましたら、学校に御連絡ください。
学校薬剤師の小嶋さんとスクールサポーターの森田さんによる「薬学講座」が行われました。毎年、6年生を対象に開かれる講座ですが、昨年度はコロナ禍でオンラインによる開催でした。今年は、対面で開催することができ、講師の話を直接聞きながら返答したり質問したりし、薬の正しい使い方を学びました。
「自分がもらった薬以外は、飲んじゃいけないんだ」「近くでたばこを吸っている人がいたらどうしたらいいのかな」など、自分の日常生活に結びつけて考えている姿が見られました。また、薬物乱用の危険を知る動画を見て、「たった一度でも使ってはいけない」「自分は人生はもちろん、家族や周りの人にも影響がある」など、その恐ろしさを感じていました。