



晴天に恵まれ、5年生が社会科見学に出掛けました。
目的地は、浜松科学館とスズキ自動車の歴史館です。5年生の子どもたちは、ワクワクしながら登校してきているのが分かりました。
「今日はランドセルじゃないよ。」「校長先生、今日僕たちがどこ行くか、知ってるの?」正門で、話し掛けてくれる児童が何人かしました。
実際に、自分の目で見て、耳で聞いて、手で触れて、頭で考えて、質問してたくさんのことを学んできてほしいなと思います。多くの発見があることでしょう。社会科や理科の勉強だけでなく、今日は公共の場でのマナーや行動のあり方についても学んできてくれると期待しています。
バスに乗り込む際、運転手さんに「おはようございます」「お願いします。」と元気よくあいさつしている子どもがたくさんいました。当たり前のことですが、できる・できないには個人差があります。5年生は、3学期は自然教室に、来年には修学旅行に出掛けます。訪問先で出会う人たちも、今年みんなが目標としている「自分も 相手も 大切にする子」の「相手」にあたります。相手のことを大切にすることで、自分も相手から大切にされることでしょう。
学んできたことの報告を楽しみにしています。






今日は、雨上がりの澄んだ空気に青空という気持ちのよい1日となりました。
昨日は、オーストラリアからやってきた新しいお友だちとの出会いがありましたが、今日はブラジルに一時帰国するお友だちとの寂しいお別れがありました。
5年2組では、4時間目にブラジルに一旦帰国するクラスメイトとのお別れ会を行いました。お別れ会後の教室に行ってみると、黒板には、お友だちへのメッセージがいっぱい書かれていました。来年度の初め頃には、日本に戻ってくる予定ということで、一時の寂しさはありますが、半年経てば再会できるという希望があります。そのため、子どもたちも笑顔で送り出すことができたようです。
広い広いブラジルの首都、ブラジリアに帰るそうです。そして、ブラジルでは半年間現地の学校に通うそうです。日本の学校とブラジルの学校で一番違うところは何?と質問すると、「給食」とのこと。ブラジルでは学校にお金を持っていって自分で欲しいものを買って食べるそうです。どんな国なんだろう。いつかブラジルに行ってみたいな、話をしているとそんな気持ちになります。
「近くにいる子たちだけでもいいから、黒板の前でみんなの写真を撮らせて。」とお願いしました。写真を撮っているとだんだんとクラスの子どもたちが集まってきました。
放課後には、運動会に向けた委員会活動がありました。礼儀正しく、背筋をすっと伸ばして学校生活を送ってきたこの児童は、明後日の便での帰国ということで、運動会に参加することはできません。それでも、委員会のメンバーとして運動場で行われていた決勝審判係の打ち合わせにしっかりと参加していました。「ホームページを見れば、運動会の様子も、浅羽東小の様子もいつでも見られるよ。」と伝えると、笑顔でうなずいてくれました。
出会いがあって、別れがあって、また出会いがある、そんな中で、子どもたちにたくさんのことを感じてほしいと願っています。









本日から来週10月4日までの4日間、オーストラリアの西海岸の都市、パースから一時帰国している二人のお友だちが浅羽東小でいっしょに勉強します。兄妹二人で、それぞれ6年1組と3年1組で過ごします。短い期間ですが、お互いの心にステキな思い出が刻まれる4日間となるといいですね。人と人との出会いは、不思議な縁です。大切にしたいものです。
お兄さんは、学区の幼稚園に通った経験や、数年前に2週間程度本校で過ごした経験があります。覚えていた児童も何人かいるようですぐになじめている様子でした。
妹さんも幼稚園を数日訪れたことはあるそうですが、日本語よりも英語の方が得意とのことでした。登校時には初めての日本の学校生活やコミュニケーションに不安を感じている様子でした。3、4時間目に3年生は、学年で合同授業を行って、オーストラリアの生活や学校のことなどを新しいお友だちに質問して、交流をもちました。「休み時間は何をして過ごしますか」「どんなゲームをやっていますか」「好きなスポーツは何ですか」「オーストラリアでは何語が話されていますか」「有名な食べ物は何ですか」「日本とオーストラリア以外の国に行ったことはありますか」など、好奇心旺盛な子どもたちからの質問が止むことはありませんでした。スポーツが話題となり、自分の好きな剣道を動作とかけ声で説明してくれる児童もいました。
私もオーストラに行ったことはありません。野生のカンガルーは、生活しているところで普通に見られる動物なのか、思わず質問してしまいました。知らなかったことをたくさん知ることができた貴重な時間になりました。子どもたちの様子を見ているだけで、温かい気持ちになりました。
御家庭で、お子さんと外国のことを話題に話す機会はありますか。お子さんは、日本以外の国に興味をもっていますか。様々なことを体験し、見聞きし、子どもたちは視野をどんどん広げていきます。その中で、自分の将来の生き方やあり方を考えていくことでしょう。今回のこのステキな出会いが、子どもたちの視野をまた少し広げてくれると思うと、ワクワクしてきます。




春の体力測定からどのくらい体力が伸びたのか、ちょっぴりどきどきしながら体力テスト(本日は、50m走・ボール投げ・立ち幅跳びの3種目)を行いました。さわやかな秋晴れのもと、自分の記録に喜んだり思うように記録が出なくて悔しがったりしましたが、友達が頑張る姿を一生懸命応援する様子も見られました。この他に、1・2年生は長座体前屈、3~6年生は、長座体前屈に加えて、上体起こし・反復横跳び・握力・20mシャトルランの8種目を測定していきます。




先日、学校だよりで家庭科(裁縫)授業支援ボランティアを募集したところ、さっそく保護者の方から連絡があり、授業支援をしていただきました。各グループでそれぞれにミシンを使って裁縫をしているため、教師だけでは限界があります。ボランティアさんがいることで、子供たちも質問したり教わったりする機会が増え、大変助かります。10月末まで裁縫の授業が続きます。高学年にお子さんがいなくても支えていただけるとうれしいです。御協力いただける方がいらっしゃいましたら、学校に御連絡ください。




学校薬剤師の小嶋さんとスクールサポーターの森田さんによる「薬学講座」が行われました。毎年、6年生を対象に開かれる講座ですが、昨年度はコロナ禍でオンラインによる開催でした。今年は、対面で開催することができ、講師の話を直接聞きながら返答したり質問したりし、薬の正しい使い方を学びました。
「自分がもらった薬以外は、飲んじゃいけないんだ」「近くでたばこを吸っている人がいたらどうしたらいいのかな」など、自分の日常生活に結びつけて考えている姿が見られました。また、薬物乱用の危険を知る動画を見て、「たった一度でも使ってはいけない」「自分は人生はもちろん、家族や周りの人にも影響がある」など、その恐ろしさを感じていました。



6年生の子供たちと保護者を対象に、進路説明会と修学旅行説明会が行われました。
小学校の卒業まで半年になり、中学進学は一つの節目になります。準備をしていく上でも、これからのことを保護者と子供と話し合い、思いをすりあわせることが大切になります。子供たちには、これから先の自分の進む道に夢や希望を持ち、力強く突き進んでほしいと願います。
後半には、修学旅行について説明しました。今年は11月1日~2日に三重方面に行く計画をしています。コロナ禍で、昨年度は観音山の宿泊学習が中止になった子供たちです。今年はみんなで参加し、学習したり友達との絆を深めたりしてほしいと思います。







先日の青空会議で話し合われ、決定したスローガンが発表されました。
『連携プレーで 突き進め』
連携とは、「同じ目的のために連絡し協力し合って物事をすること」です。同じ目的に向かって一致団結して協力し合う姿がたくさん見られることを期待しています。「突き進め」という言葉には、前に向かって進んでいく力強さを感じます。コロナ禍で、まだまだ様々な制限を強いられていますが、たった一度しかない令和4年度の運動会の成功に向けて、みんなでがんばってほしいと思います。
練習にも少しずつ熱が入ってきました。本日高学年は、体育館で練習していましたが、まだまだ全員が同じ目的を共有している雰囲気は感じられませんでした。表現運動が苦手な子、体育に苦手意識をもっている子もいるかもしれません。声を掛け合って、みんなの気持ちが引き上げられた時には集団演技の本当の美しさや力強さが表現されると思います。スタートしたばかりの練習ですが、みんなで声を掛け合い励まし合い、突き進んでほしいなと思います。一生懸命な姿は、かっこいいと思います。






9月1日の防災の日から、2週間以上が経過しましたが、雨天のため延期をしてきた第3回目の避難訓練をようやく実施することができました。
今回は、子どもたちへの予告なしというかたちで、昼休みに実施しました。それぞれが好きな場所で思い思いに過ごしていた昼休み、突然、放送が入り、緊急地震速報のメッセージが流れました。揺れがおさまるまでその場で身の安全を確保し、やがて運動場に避難を開始しました。今回は、教師の指示はほとんどなく、放送を聞きながら自分たちで判断して、運動場に避難してきます。これまでより少し時間もかかりました。私語も少しありました。
全体の人員確認が終わった後、防災担当の職員からは「1回目、2回目と比べると少し残念だった。」という感想がありました。校長からも反省点が残るという講評がありました。
「地震はいつどこにいる時に起こるのか、分からない」今回の訓練の意義を子どもたちはちゃんと理解していました。
先生方は真剣に人数確認を行いました。だいたいではなく、確実に人員確認を行いました。先日の牧ノ原市の幼稚園での痛ましい事件のことも伝えながら、命の大切さ、そして人員確認の大切さを子どもたちといっしょに確認しました。
全員が運動場に集まり、当初は少しざわついていましたが、「今は真剣に話を聞いてほしい場だから、スイッチを切り替えてもらいたい。」と伝えると、その場の空気感が一瞬で変わったように感じました。災害について、防災について、命について子どもたちは真剣に考えていました。
御家庭でも、避難訓練のことを話題にしてみてください。お子さんが今日の避難訓練でどんなことを思ったのかを聞いていただきたいです。そうすることで、お子さんの防災意識が高まると思います。また、防災に関わって、親として願っていること、子どもと確認しておきたいこともしっかりと伝えておいていただきたいと思います。災害はいつ起こるか、だれにもわかりません。







昨日、一日出張のため不在となり、今朝出勤した時に、正門横の植え込みの雑草がすべてなくなっていることに驚きました。「校務員さんがやってくれたのかな」と思って、校舎周辺の植え込みに目をやると、植え込みもきれいに刈り込まれ、植え込みの間から無造作に伸びていた正体不明の植物の枝や葉も一掃されていました。「業者さんが入ったのかな」と思った瞬間、昨日、祖父母のみなさんが奉仕作業をしてくださったことを思い出しました。
先週末の保護者のみなさまに引き続き、昨日もおじいちゃん、おばあちゃんが熱心にやってくださったのが、よく分かりました。PTA奉仕作業の時もそうでしたが、ビフォーアフターの写真が載せられるように、先に写真をとっておけばよかったと後悔しました。
厳しい残暑の中での作業、本当にありがとうございました。
子どもたちの方も、今日は水曜日ということで、朝「清掃」を行いました。多くの子どもたちががんばっていましたが、「全校児童が黙々と一生懸命掃除に取り組めています。」と胸を張って言えるほどの状態ではありません。
7月初旬にもブログで掃除のことを書きましたが、掃除に一生懸命取り組んでいく中で、子どもたちの内面には「勤労の精神」「公共心」「責任感」「自主性」「創意工夫」「思いやり」「協力性」「衛生の観念」など様々な大切なものが育っていきます。今朝も、清掃の時間、「あー、せっかくきれいにしたのに、また汚れてる!」「うわ~、ここ、こんなに汚い。」と言っている子どもたちの声が聞こえてきました。「汚れているのは嫌だ」「きれいにしたい」と感じる「衛生の観念」が育っている証拠です。
先週末のPTA奉仕作業、昨日の祖父母による奉仕作業のことを考えると、子どもたちにも週に2回、たった10分間の掃除には黙々と取り組めるようになってほしいと願います。しかし、全ての子どもにとなると、なかなか簡単なことではありません。
数週間前、朝のテレビ番組で「学校ではいまだに子どもたちにぞうきんがけをやらせている」ということが話題になっていました。ある保護者の意見として、「今は便利なお掃除ロボットもあるんだから、そんなこと子どもにやらせなくても・・・」なんて意見が流されていました。そして、ぞうきんがけは精神を鍛えるのが目的、体力作りの目的も・・・なんてことが電波で流されていて、出勤しようとしていた私は気持ちが落ち込んでしまうほど残念な気持ちになりました。
今朝も清掃の時間、汗びっしょりになってぞうきんがけをしている子どもたちがいました。その子たちが一生懸命、ぞうきんで廊下や階段を磨いていたのは、精神を鍛えるためではありません。むろん、体力作りのためでもありません。清掃には、もっともっと大切な意味があると考えています。
清掃の時間を教育的意義のある貴重な時間がとして、大切にしていきたいと考えています。