<2学期終業式>










<2学期最後の大掃除>







<下校時の様子(1年2組)>


2学期(81日間)の終業式を迎えました。
今朝の冷え込みは、一段と厳しかったように思いますが、今日も学校ガードボランティアの皆さんが子どもたちと一緒に学校まで来てくださったり、途中途中に立って、子どもたちの登校を見守ったりしてくださいました。お一人お一人に「2学期も本当にありがとうございました」と頭を下げてお礼を伝えたいそんな気持ちでした。
終業式では、2年生、4年生、6年生の代表児童が、それぞれこの2学期に頑張ったことについて意見発表をしてくれました。3人とも立候補してくれたようですが、他にもやってみたいと立候補してくれた子が何人かいたそうです。勇気を出して、チャレンジする子がたくさんいることをうれしく思いました。
学年の代表として、本日意見発表をしてくれた3人の子どもたちは、内容も発表態度もたいへん立派でした。
今月上旬、「今年の漢字」に「戦」が選ばれたことがニュースで報じられていました。校長からは、今年の漢字にちなんで「戦い」にもよい戦いと悪い戦いがあること、そして「花丸の戦い」もあるという話がありました。スポーツなどで人と競いあって戦うことはよい戦いと言えますが、ケンカや戦争は悪い戦いと言えます。花丸の戦いとは、「自分との戦い」です。「自分の弱さとの戦い」とも言えます。冬休み、めんどくさがったり、頑張れなかったり、決めたことをきちんとやれなかったりする弱い自分としっかり戦ってくださいという話がありました。自分との戦いは、今年の重点目標「自分を大切にする」につながります。
学校全体としての大掃除は実施しませんでしたが、今日も大掃除をしている学級がありました。教室以外のところもやってくれている子どもたちもいました。学校がとてもきれいになりました。
下校時には、多くの子どもたちが「よいお年をぉー!」と先生方にも声を掛け、笑顔で昇降口を出て行きました。13日間の冬休みを存分に楽しみ、新学期にはまた元気に戻ってきてほしいと思います。
2学期も本校の教育活動への御支援と御協力、温かい励ましをありがとうございました。
<作品や新聞を完成させようと頑張る子どもたち>




<友達とよさや頑張りを認め合おう(2年2組)>





<年末の大掃除(2年生)>






今朝は冷たい雨となりました。登校時間帯は、ちょうど風も強く登校してくる子どもたちのズボンは全面がびしょ濡れでした。雨に立ち向かって学校に来てくれたことがよく分かりました。強風にあおられ傘の骨が曲がってしまい、裏返しの状態で歩いてくる子もいました。
下校時に、びしょ濡れの靴を履くのを嫌がっている子もいました。カゼをひかないように帰宅後は、しっかり温まってほしいなと思います。
2学期が終わります。各クラスでは、図工の作品の仕上げや新聞などを完成させようと頑張っている子どもたちの姿がありました。
2学期の終わり迎え、2学期の学校生活を通して感じた友達のよさを認め合う活動をしていたクラスもありました。クラスメイトよさ、がんばっていたことなどを書き出し、お互いの机の上に貼って歩きます。担任の先生に書いてくれる子もいました。自分の机に戻り、自分のよさやがんばりについて書かれたメッセージを読む子どもたちの姿はとっても幸せそうでした。大人であれ、子どもであれ、「人から認めてもらいたい」そう願っているんだということがよく分かりました。どの子にも自分にはよいところがたくさんあるんだということを実感してほしいと願っています。
さて、今日は大掃除をしている学級もありました。机の中や教室のロッカーの中、普段は掃除できていないところもぴかぴかにしていました。配膳台や水道場も念入りに子どもたちが掃除をしてくれました。水の冷たさにも負けず、熱心に働く子どもたちの姿に感激しました。
年末の自宅の大掃除でも子どもたちが活躍してくれそうですね。


毎年、学校では、強風などで巻き上がる砂ぼこりを抑えるために、塩化カルシウム(防塵剤)の散布を行っています。例年、学校職員が放課後の時間に、全員で2時間近くかけて作業を行っていましたが、今年は「学校応援ボランティア事業」の一環として、地域ボランティアの方々が力を貸してくださいました。
NPO法人ブライツさんの呼びかけに、週末を中心にグラウンドを利用している浅羽ジュニア野球クラブ関係者の皆様や地域にお住いの市職員の皆様が協力してくださり、軽トラック4台で63袋の塩化カルシウムを散布しました。本校では、初めての試みでしたが、順調に作業が進み、概ね30分程度で作業が終わったことに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
浅羽ジュニア野球クラブ代表の佐藤様には、「子供たちのため、これからも自分たちができることは協力していきたい。」という力強いお言葉をいただき、本当にありがたい限りです。これからも地域とともにある学校として、子供たちの成長を支えていきたいと思います。
<3年生による読み聞かせ>






<栄養教諭の学校訪問(6年生)>




今日も朝読書の時間に3年生が1年生の教室を訪問して、絵本の読み聞かせをしてくれました。絵本を読んでもらって1年生の子どもたちもとっても楽しそうでした。3年生は緊張したとは思いますが、お兄さん・お姉さんになった気分を味わえたと思います。1組では、相互に感想を発表し合う場面もありました。1年生は「絵がおもしろかったです」と感想を言ってくれました。3年生は、「みんなしっかり聞けていて立派でした」と1年生の聞く態度を褒めていました。
同じ時間帯に、6年生の教室には給食センターから栄養教諭の先生方が訪問してくださっていました。今の年齢の頃が、成長のために体が最も栄養を必要としている時、バランスよくしっかり栄養を摂取するようお話がありました。
給食時にも再度訪問してくださり、配膳の様子や食事の様子を参観してくださいました。いつもなら真っ先に担任の先生に「減らしてください」とお願いしにいく子どもたちも今日は少し遠慮がちに野菜や魚の量を減らしてもらっていました。
今日は鯖のネギ味噌焼きでしたが、「ふつうの塩焼きだったら食べられたかな?」の質問に、「ううん。」の答えでした。
朝の話にありました。食という漢字は「人」に「良い」と書きます。「食べる」ことは、生きていくために欠かせない行為です。特に小学校の高学年から、中高生の年代は大人の体に成長していくために体が栄養をほしがっています。自分の成長のために、「食」を大事にしてほしいなと思います。










クリスマスが近づいてきて、花屋さんだけでなく、町のいろいろな場所に鮮やかな赤と緑のポインセチアが並ぶようになりました。学校の玄関にも小さなポインセチアの鉢が飾られています。
校舎の西側の樹木も鮮やかな赤い花を咲かせています。サザンカなのか椿なのか、名前もはっきり分かっていない上、人目にあまりつかない場所で、少しかわいそうな気もします。それでも、自分の置かれた場所でたくましく育ち、だれに見られるでもないのに、キレイな花を咲かせている姿を見ていると、なんだか元気をもらえる気もします。
今週中学校の入学説明会に行ってきた6年生に、「中学校どうだった?」と質問してみました。「みんなむちゃくちゃ静かに授業受けてた」と中学校の印象を答えてくれた児童がいました。中学生が、真剣に授業に取り組む姿に感動したようです。確かに、中学生と小学生では授業中の集中力は中学生の方が高く、集団としての雰囲気にピーンと張り詰めたものがあるのかもしれません。受験を控えた中学3年生の教室も見学したのかもしれません。
でも、本校の6年生の子どもたちも中学生に負けないくらい真剣に授業に取り組んでいると感じています。今週参観した授業は社会科でしたが、1組も2組も明治維新のあたりの歴史を勉強していました。「板垣死すとも自由は死せず」という言葉も出てくるなど、内容的にはかなり難しく中学校の授業と変わらないのではという印象をもちました。子どもたちの学習に向かう態度も真剣そのものでした。
明治維新、時代が大きく変わろうとしていた頃です。日本を変えた歴史上の人物の偉業や苦労を学びながら子どもたちはどんなことを考えるのだろうと思って参観していました。
日本財団が日本を含めた6カ国で18歳の若者に「自分の行動で国や社会を変えられると思うか」という質問調査をしました。「はい」と答えた人数の割合は、日本がダントツの最下位だったそうです。
わずか、26.9%だそうです。(インド78.9%、中国70.9%、韓国61.5%、アメリカ58.5%、イギリス50.6%)いろいろ考えさせられるデータですが、本校の6年生の子どもたちなら、国も社会も変えてくれるような気もします。私たち大人も子ども任せではいられませんが・・・。
6年生、がんばっています!












本校では、今日を「防災の日」として、オンラインで教頭先生のお話を聞いて、防災についてみんなでいっしょに考えました。
教頭先生のお話は、まず「昨日(12月7日)は何の日か、知っていますか?」という質問から始まりました。
今から78年前の1944年12月7日に昭和東南海地震が発生しました。全国で1200人以上の尊い命が失われ、295人は静岡県内の犠牲者だったそうです。震源地は遠い紀伊半島沖でしたが、ここ袋井市では震度7の揺れがあったと言われています。実際市内でも亡くなられた方がたくさんいました。市内の小学校でも犠牲になられた児童がいて、慰霊碑が建立された学校もあります。
この東南海地震のことを知っているという子はあまりいないように感じられました。教頭先生のお話を教室でぼんやりと聞いていた子どもたちでしたが、「もし、下校中に地震が起こったらどうしますか?」という質問が投げかけられた時には、空気が変わった気がします。どうするんだろう?子どもたちなりに通学路にいる自分を想像し、どうするのか考えたんだと思います。
その後、教頭先生からは、「原子力災害」「ミサイル発射によるJアラート」への対応についてもお話がありました。
「防災」とは、「命を守ること」まずは「自分の命を自分で守ること」です。リモートではありましたが、子どもたちは真剣に語りかける教頭先生の話を真剣に聞いて、担任の先生やクラスのお友だちと話し合い、防災への意識を高めていました。
今週の日曜日、県と市の総合防災訓練に合わせて、市内の全校でコドモンを利用した「安否確認訓練」を実施しました。本校保護者からの回答率は、73.5%でした。この数値を高いと見るか低いと見るかは意見の分かれるところかもしれません。でも、実際に災害が発生したと想定したらいかがでしょうか。これでよいわけありません。
すべての子どもの安否を確実に、そして迅速に確認する必要があります。そして、それ以上にすべての子どもの命が守られることが必要です。それを願います。
そのための訓練や指導を学校では行っています。各御家庭においても、子どもたちの命を守るため、お子さんとの防災学習と備えを着実に進めていただきたいと思います。