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学校ブログ
掃除を一生懸命がんばれる子に② 9月14日(水)
2022年9月14日 12時06分昨日、一日出張のため不在となり、今朝出勤した時に、正門横の植え込みの雑草がすべてなくなっていることに驚きました。「校務員さんがやってくれたのかな」と思って、校舎周辺の植え込みに目をやると、植え込みもきれいに刈り込まれ、植え込みの間から無造作に伸びていた正体不明の植物の枝や葉も一掃されていました。「業者さんが入ったのかな」と思った瞬間、昨日、祖父母のみなさんが奉仕作業をしてくださったことを思い出しました。
先週末の保護者のみなさまに引き続き、昨日もおじいちゃん、おばあちゃんが熱心にやってくださったのが、よく分かりました。PTA奉仕作業の時もそうでしたが、ビフォーアフターの写真が載せられるように、先に写真をとっておけばよかったと後悔しました。
厳しい残暑の中での作業、本当にありがとうございました。
子どもたちの方も、今日は水曜日ということで、朝「清掃」を行いました。多くの子どもたちががんばっていましたが、「全校児童が黙々と一生懸命掃除に取り組めています。」と胸を張って言えるほどの状態ではありません。
7月初旬にもブログで掃除のことを書きましたが、掃除に一生懸命取り組んでいく中で、子どもたちの内面には「勤労の精神」「公共心」「責任感」「自主性」「創意工夫」「思いやり」「協力性」「衛生の観念」など様々な大切なものが育っていきます。今朝も、清掃の時間、「あー、せっかくきれいにしたのに、また汚れてる!」「うわ~、ここ、こんなに汚い。」と言っている子どもたちの声が聞こえてきました。「汚れているのは嫌だ」「きれいにしたい」と感じる「衛生の観念」が育っている証拠です。
先週末のPTA奉仕作業、昨日の祖父母による奉仕作業のことを考えると、子どもたちにも週に2回、たった10分間の掃除には黙々と取り組めるようになってほしいと願います。しかし、全ての子どもにとなると、なかなか簡単なことではありません。
数週間前、朝のテレビ番組で「学校ではいまだに子どもたちにぞうきんがけをやらせている」ということが話題になっていました。ある保護者の意見として、「今は便利なお掃除ロボットもあるんだから、そんなこと子どもにやらせなくても・・・」なんて意見が流されていました。そして、ぞうきんがけは精神を鍛えるのが目的、体力作りの目的も・・・なんてことが電波で流されていて、出勤しようとしていた私は気持ちが落ち込んでしまうほど残念な気持ちになりました。
今朝も清掃の時間、汗びっしょりになってぞうきんがけをしている子どもたちがいました。その子たちが一生懸命、ぞうきんで廊下や階段を磨いていたのは、精神を鍛えるためではありません。むろん、体力作りのためでもありません。清掃には、もっともっと大切な意味があると考えています。
清掃の時間を教育的意義のある貴重な時間がとして、大切にしていきたいと考えています。
祖父母奉仕作業・参観会を行いました 9月13日(火)
2022年9月13日 11時27分日中は、まだ厳しい暑さが続きく中、先日のPTA奉仕作業に続いて祖父母による奉仕作業を行いました。
今回は20名の方が参加してくださり、植え込みの草取りや樹木の剪定を行い、校地内がさらに整備されました。「1年に4回くらいやらないと追いつかないなあ」「暑いから1時間で、もうきつい」と言いながらも、笑顔でお孫さんたちに手を振っている姿が印象的でした。中には、日ごろから、週末の少年野球の際に、草刈りや樹木の剪定をしてくださる方もいて大変助かっています。今後とも、地域の皆様のお力をお借りして、浅羽東小学校をよりよくしていきたいと思います。
作業終了後には、3時間目の授業を参観していただきました。これまでは、コロナ禍でスペースでの参観をお願いしていましたが、今回は教室内にも入っていただきました。子供たちもうれしそうに手を振ったり張り切って発表したりしていました。
参加していただいた皆様に厚く御礼申し上げます。今後も、祖父母奉仕作業・参観会を行っていきたいと思いますので、多くの方に御協力いただけると大変有り難いです。今後とも、よろしくお願いします。
運動会に向けて~青空会議を開催しました~ 9月12日(月)
2022年9月12日 13時46分土曜日に実施したPTA奉仕作業のおかげで、今日はひと目で校地内がスッキリしたと感じました。秋晴れの天候と同じく晴れ晴れとした週のスタートとなりました。
さて、本日昼休みに青空会議を行いました。青空会議とは、青空委員会が中心となり、3年生以上の全クラスの代表者と委員会の代表者を集めて行う学校全体に関わることについての話合いです。
1年生から6年生まで全てのクラスから出された運動会スローガンの案の中から、今年度の運動会に最もふさわしいスローガンを選び、決定しました。最終的に選ばれたのは一つでしたが、他にも優れた作品が多くあり多数決の際に、迷っている子もたくさんいました。
かつての小学校では、学級委員という役職があり、児童会という機関もあり、児童会長や副会長、書記などの役職がありました。今では児童会という機関を設けている学校はあまりありません。それでも青空会議のような代表者による議決機関を置いて物事を決めていくというのは、民主主義の基本的な仕組みと言えます。
初めての青空会議、3年生、4年生の代表児童のところには青空委員会の5,6年生がサポート役としてついていました。所々で、上級生が下級生に優しくアドバイスしている姿が頼もしく感じられました。
令和4年度の浅羽東小の運動会もみんなで作り上げていきます。どの子にとっても楽しい運動会になるように、みんなで力を合わせていきたいですね。
PTA奉仕作業への御参加をありがとうございました 9月10日(土)
2022年9月10日 10時38分PTA企画委員会
本日、今年度第2回目のPTA奉仕作業が行われました。
昨夜の雨も上がり、晴天に恵まれましたが、蒸し暑さの中での作業となりました。今回の割り当て地区の皆様に加え、都合により1学期の奉仕作業に参加できなかった保護者の方々も御参加くださいました。
1時間ほどの作業時間でしたが、みなさん黙々と作業をしてくださり、草や落ち葉だらけだった学校が見違えるほどきれいになりました。ありがとうございました。
コロナ前は、親子奉仕作業として行っていたようです。保護者のみなさんが一生懸命作業する姿を見たり、親子で一緒に働いたりする中で子どもたちに何か感じてほしい、そんな意図があったと思います。こんなに一生懸命学校をきれいにしてくださっているお父さんお母さんの姿を子どもたちに見てほしいなぁと思いました。先生方も、いずれかの回に参加するようになっていますが、2回とも参加してくださった先生たちも何人かいました。みんなが解散した後、集められた大量の草や枝をクリーンセンターまで何往復もして片付けてくれていた先生方もいました。すべての皆様に感謝、感謝です。
奉仕作業の後、PTAの企画委員会も開催されました。今年度のPTA活動の経過報告と今後の予定の確認、新年度の役員選出について話し合われました。企画委員の皆様、ありがとうございました。
今後もPTA活動に対する御協力をお願いいたします。
登校リーダー会を実施しました 9月9日(金)
2022年9月9日 16時51分本日、昼休みに登校班のリーダーさんたちがそれぞれ通学区の担当教員に集団登校の現状と課題を報告し、今後の集団登校のあり方について話し合いました。
給食終了のチャイムが鳴るとすぐに、高学年のリーダーさんたちは、担当の先生のところに向かいました。集合時の様子、学校までの登校の様子、到着後のあいさつの様子など、よいところを伝えたり、リーダーとして困っていることを先生に相談したりしていました。こういった機会に、リーダーとしての自覚を高めた登校リーダーさんもいたかもしれません。
困っていることとしては、「朝の集合時刻に遅れてくる人がいる」「しっかり並んで歩いてくれない人がいる」「歩くペースがバラバラでたいへん」「列の間隔が空いてしまう」などがあがっていました。一生懸命がんばってくれているリーダーさんたちが困らないように、下級生のみなさんには、協力をお願いします。また、困っていることではありませんが、学校ガードボランティアさんや交差点などに立って見守りをしてくださっている保護者や地域の方々に感謝してあいさつができているかも、各登校班でふりかえってほしいなと思っています。
2学期の始業式で、「自分も 相手も 大切にする子」になるために、「視点を変えて見ること」「相手の気持ちを想像できる力をつけること」が大切だという話が校長先生からありました。下級生のみなさんは、リーダーさんの視点で、自分たちの登校の様子をふりかえってみてください。リーダーさんや他の登校班メンバーの気持ちを想像してみてください。
来週、必要に応じて通学区会を開きます。よりよい話合いができ、問題が解消されていくといいなと思います。事故なく安全に登校できることを願っています。
スクールサポーターの森田さんにあたたかいあいさつができました! 9月9日(金)
2022年9月9日 13時43分今日は、スクールサポーターの森田さんが、学校を訪問してくださいました。
スクールサポーターとは、定期的に学校を訪問しながら、児童生徒の問題行動、安全確保に関する支援を行う非常勤の警察職員です。森田さんは袋井警察署の所属で、元警察官としての知識と経験を活かして、すべての子どもたちが安心できる安全な浅羽東小学校にするために力を尽くしてくださっています。
校内の巡回を終えた森田さんに今日の子どもたちの様子はどうでしたか?と聞いてみると、「みんな落ち着いて生活していますね。」とおっしゃっていました。3年生の教室に行ったときには、たくさんの子どもたちがあいさつをしてくれたり手を振ってくれたりして、とってもうれしかったそうです。森田さんは、市内の全ての学校を回っているそうですが、子どもたちのあいさつの様子は、学校ごとに全然違うようです。「東小の子たちは、防犯教室に自分が毎年来ているものだから、覚えてくれてるんでしょうね。やっぱりあいさつしてもらえたらうれしいんですよね。」とおっしゃっていました。
ところが、先日全く別の子どもたちの様子がありました。スマホ・ケータイ安全教室で来校された講師を体育館まで案内したのですが、廊下で会った何人もの児童があいさつすることができず、学校職員としてとてもさみしく思いました。講師の方が「こんにちは。」と言ってくださっても返すこともしないで、行ってしまう子ばかりでした。その後、先生方と「なぜでしょう?先生方にはきちんとあいさつできるのに。」と課題を共有しました。
知っている人であれば、安心してあいさつできるのかもしれません。不審者も多いので、見知らぬ人にあいさつすることに抵抗があるのかもしれません。でも、学校に来られた地域の方やお客様には、しっかりあいさつできる子になってほしいと思っています。
今日、東小を訪問して、子どもたちからあいさつをたくさんしてもらった森田さんはとってもうれしそうでした。「自分も 相手も 大切にする子」森田さんは、東小で自分は「大切にしてもらえた」と感じられたと思います。森田さんは、保健室の先生と2学期に開催する薬学講座の打ち合わせをして、帰られました。
運動会に向けて準備がスタート! 9月8日(木)
2022年9月8日 14時28分今朝は、激しい雨と雷で、お子さんの登校について心配されたと思います。気象情報を見ながら校区の状況を確認の上、通常通りの登校の連絡をさせていただきました。原則的な緊急時の対応については、本校ホームページにも載せてありますが、雷の危険度については本当に判断が難しいと感じました。
今朝は、登校してくる子どもたちを迎えながら、「たいへんだったね。無事、登校できてよかった、よかった。」としみじみ声を掛けました。そして、何より地域のボラティアさんが雨の中、学校までいっしょに来てくださっていることに感謝しました。子どもたちだけだったら、心細かったと思います。
さて、10月15日(土)の運動会に向けて、準備が本格的に動き始めました。子どもたちは、青空委員会のリーダーシップの下、スローガン決めに取り組んでいます。今週、各学級で話合いを行い、学級ごとスローガンの案を作ってくれました。今日は、青空委員会の6年生が各クラスの提案を回収していました。昨年のスローガンは「パワーで限界突破!!」でした。今年は、どんなスローガンに決まるのか、楽しみですね。
先週のことでしたが、暗くなり始めた夕方6時過ぎに、教室棟のいくつかの教室に電気が点いていました。何だろう?とのぞいてみると、学年団の先生たちが運動会の表現運動を練習していました。子どもたちに教える前にまずは自分たちができるようにしておかなければ・・・とがんばっていました。また。別の教室では、二人の先生がインターネットでいろいろな動画を検索しながら新たな表現運動を作りだしている真っ最中でした。邪魔にならないように「がんばって!」と小さく声を掛けるだけにしておきましたが、子どもたちが運動会でカッコイイ表現運動が見せられるように先生たちが、(ああしよう、こうしよう。)(ああでもない、こうでもない。)と議論を積み重ねていました。子どもたちのために真剣にがんばっている先生たちの姿、ステキでした。
みんなでつくる運動会。すべての子どもの心にしっかり残る運動会にしたいです。
KDDIスマホ・ケータイ安全教室を開催しました(4年生) 9月7日(水)
2022年9月7日 15時11分本日4年生は、スマホ・ケータイ安全教室を実施しました。
講師はなんとわざわざ東京からお越しくださいました。全国各地に出向いて、児童生徒や保護者を対象に、講座を行っているそうです。KDDIさんだけで数百人の講師がいて、年間数千の講座を開催しているとのことでした。それだけニーズが高いということは、子どもたちの安全を脅かす問題も多いと言えます。
安全教室では、一度ネットに上がった情報を完全に消すことは不可能であることから、自分や他人の個人情報を絶対にネットにあげないでというお話がありました。また、スマホを与えてもらってから生活だけでなく、性格までも大きく変わってしまった子どもの話も出てきました。
今日の子どもたちの様子から、本校4年生のスマホ・ケータイの所持率は、それほど高くないと思われます。でも「スマホがほしいな」と思っている子どもは多いと思います。どの年齢で所持するようになるのかは家庭ごとに違うと思いますが、持たせる前にどんなリスクがあって、どんなルールを先に決めておかなければならないのかについては、大人の側でしっかり検討しておく必要があります。
将来の夢として、ユーチューバー、プロのゲーマーを掲げる子も少なくありません。インターネット、ICT機器と上手に付き合っていかなければならない時代です。大人の側もある程度勉強していかないと「ついていけない!」とあきらめたくなりそうです。
アサガオの種の収穫 1年1組 生活科 9月7日(水)
2022年9月7日 13時24分夏休みの間、お家でお世話いただいたアサガオも種が収穫できる時期になりました。
1年1組の子どもたちが、ワイワイ言いながら収穫している様子を参観しに行くと、「先生、10個も採れたよ!」「私のは2つだけ」「こんなに大きい種があった」と、多くの子どもたちが話し掛けてくれました。
アサガオの種以外にも、「見てーっ!むっちゃ大きいイモムシ-がいるよぉー!」と、巨大イモムシを紹介してくれる子どもたちもいました。
自分の目で見て、手で触って、学ぶ。子どもたちは体験的な学びが大好きです。どの子もニコニコ笑顔で、楽しそうでした。
まだきれいな花を咲かせているアサガオもありました。植えた時期はたぶん同じだったはずです。置かれていた場所の影響があったのかもしれませんが、植物の生長にも個体差があるんだなと思いました。
今日収穫したアサガオの種を教室に持ち帰り、6つのグループで分けて、みんなで数え、合計を足し算したそうです。全部で605個あったそうです。
ここだけの話ですが、本当は606個です。私にこっそり種を一つ分けてくれた子がいましたから。
さて、収穫した種はどうするんでしょう。担任の先生に聞いてみました。605個の種は、今年の1年生から来年の1年生へのプレゼントになるそうです。そして、今年1年生が植えたアサガオは、なんと今の2年生からプレゼントされた種だったそうです。知りませんでした。驚きとともにこの連鎖をうれしく思います。このステキな種のバトンパスは何年続いているのでしょうか。今年のアサガオは、浅羽東小生まれの何代目になるのでしょうか。
4年生が点字を勉強しました。 9月6日(火)
2022年9月6日 16時23分本日、5・6時間目に4年生は、福祉学習として点字を勉強しました。社会福祉協議会を通じて、市内在住の鈴木さんを講師としてお迎えしました。
電気のスイッチやシャンプーやリンス、飲み物や食べ物にも点字が見られるようになりました。よく見るふりかけ「ゆかり」にも点字が施されていることを知り、驚きました。
また、フランスで開発された6点点字を活用して、明治時代に日本語版の点字を生み出した人が、浜松出身であったということにも驚きました。
1学期、様々な視点から福祉について学習してきた4年生、点字の勉強にも熱心に取り組んでいました。まずは点字版を使って、50音の表し方を勉強しました。点筆という先に針のような金具の付いた道具で、6つの細かいマスの数カ所に穴を開けていきます。打ち間違えないためには、かなりの集中力を要します。時折、体がこわばっていることに気付き、腕を回している子もいるほど、集中して取り組んでいました。
文字を一通り勉強した後で、自分の名前などを点字で書き表しました。名前を点字で打てた児童は、講師の鈴木さんを呼びます。すると、鈴木さんは子どもが打った点字を読んでその子の名前を呼んでくれます。どの子も正確に自分の名前を書けていたようで、鈴木さんに正しく名前を呼ばれると、うれしそうに笑顔を見せてくれました。
授業の後半では、学習の振り返りをしていました。「難しかったけど、おもしろかった」と多くの児童が感じたようです。
視覚障害があるわけでもない鈴木さんが、点字を勉強した動機は何だったのでしょう。興味本位で尋ねると、30数年前に近くに住んでいたお友だちが、「子どもが使わなくなったから・・・。」と点字版を譲ってくれたのがきっかけだったそうです。そこから点字にはまり熱心に勉強したとのことでした。
学びのきっかけはどこにあるか分かりません。興味をもって勉強すると、人はすごい力を発揮して何でも身に付けてしまうものです。特に、子どもは「だれもが可能性のかたまりだ!」と思います。
興味をもって、学びを深めていけるといいですね。そして、その学びが自分のために、相手のために、社会のために、世界のために生かされたらステキなことです。
地域のみなさまの御支援に、感謝! 9月6日(火)
2022年9月6日 12時42分<放課後子ども教室>
今日は、4年生の紙芝居の日。地域の飯田さんと名倉さんが来校してくださり、4年生の各教室で紙芝居をしてくださいました。各学年、年に1回ずつしか実施できませんが、子どもたちは顔見知りといった様子で、親しげに言葉を交わし、中にはずっと近くにくっついている子もいました。人と人とのあったかいつながりを見たような気がして、自分も自然と笑顔になりました。学校で、子どもたちの前に教師以外の人が立つというのは、ステキなことです。いろいろな人と出会って学べることは幸せなことです。
先週水曜日の放課後には、今年度第3回目の放課後子ども教室が開催されました。体育館に集まって活動の説明を受けている場面しか写真を撮影することができませんでしたが、この日は、この後校庭に出て、グランドゴルフを教えてもらったようです。地域の皆さんが、子どもたちの健全な成長を願い、子どもたちに愛情を注いでくださることが本当にうれしいです。
1学期の学校評価にある保護者の方が次のようなコメントを寄せてくださいました。
「子どもたちがお世話になっております。末娘が1年生になり登下校が不安でしたが、4月は先生方のサポートもあり、それ以降は暑い日も雨の日もスクールボランティアの方々が毎日サポートしてくださり、親として大変心強く感じております。感謝申し上げます。」
感謝の気持ちを伝えてくださった保護者がいたことを、私の方からボランティアさんにお伝えしたいと思っています。
人が、他の人のことを思って何かをするということは、ステキなことです。そして、何かしてもらった人がそのことをありがたいと感じ、時に感謝の言葉を伝えることもステキなことです。人としての温かさを感じます。
子どもたちにも、地域のみなさんのようなステキな大人に成長してもらいたいと思っています。
早くも気分は読書の秋・・・かな 9月5日(月)
2022年9月5日 15時40分昼の放送で、図書委員会から「今日の昼休みから本の貸し出しを始めます。」という案内がありました。開館初日、どれくらいの子どもが利用するのだろうと、昼休みに図書室に行ってみると、すでに長蛇の列ができていました。返却に来た児童もいましたが、ほとんどは本を借りにきた子どもたちでした。貸し出しの列に並ぶ子、本棚を見上げながら借りる本を選ぶ子、共通していたのは笑顔でした。貸し出しの再開を心待ちにしていたようです。「何の本を借りるの?」と声を掛けると、本を見せながらうれしそうに語ってくれる子がたくさんいました。
ネットから多くの情報が簡単に得られ、本そのものも電子書籍として端末上で読むことができる時代になりました。街の本屋さんのあり方も以前とは変わってきた感じもします。それでも、紙の本がもつ魅力は、今でも子どもたちを惹きつけています。
校内の木々からヒグラシの鳴く声が聞こえてきます。残暑も厳しく、秋と呼ぶにはまだ少し早い気がしますが、まもなく読書の秋、お子さんといっしょに本に親しむ秋というのもステキです。静かな秋の夜長に、家中からテレビなどメディアの音声が消え、家族で静かに読書に親しむ、我が家もこの秋一度はやってみたいです。
新しい週のスタートです。 9月5日(月)
2022年9月5日 12時08分台風の進路が心配な週明けとなりました。依然厳しい残暑の中にありますが、朝晩は多少涼しさを感じられるようになりました。先週金曜日は、急な豪雨と雷の発生により、中学年の子どもたちには、雷雲が遠ざかるまで学校に待機してもらい、下校を遅らせる対応をとりました。御心配をおかけしました。
さて、週明けの月曜日、子どもたちは元気に登校できたでしょうか。休日をはさむと、生活リズムを崩してしまったり、「お家にいる方が楽しい」と学校に行くのに前向きになれなかったりする子どももいるかもしれません。週明けの朝は、正門を入っていく子どもたちの表情が特に気になります。
子どもたちの登校が済み、各教室にあいさつに向かいました。昇降口では、さわやか委員会の子どもたちが、月曜の朝恒例のアルミ缶回収を熱心に行っていました。アルミ缶を入れた袋をカタカタ言わせながら登校してきてくれた子どもたち、そして、月曜日の朝から委員会活動に一生懸命取り組んでいる子どもたち一人一人に「ありがとう」と伝えたくなります。
8時15分までの朝の支度の時間、1年生の教室から順番に中をのぞいてあいさつすると、「おはようございます。」と元気なあいさつが返ってきました。クラスによっては、私があいさつする前に大きな声であいさつしてくれる子どもたちもたくさんいました。
あいさつをされると、自分の存在が認めてもらえているようでうれしい気持ちになります。あいさつができる子は、相手を大切にしている人です。その一方で、自分のことも大切にしていると言えます。あいさつができる人は間違いなく相手によい印象を与えているからです。
あいさつには、「自分の心を開いた状態で相手の心に迫る」という意味があるそうです。あいさつできる人とできない人では与える印象が違います。あいさつをしない人は、「私はあなたに対して心を閉ざしています。私はあなたに近づきたいとは思っていません。」というメッセージを無言で発してしまうためです。
今年の東小の目標である「自分も相手も大切にする子」に近づくためには、あいさつができることは特に大切だと言えます。
我が子を見ていて思うのですが、あいさつは、簡単そうで実はなかなか難しいものです。特に、慣れない人にあいさつするというのはかなりハードルが高いようです。であればなおさら、あいさつを改善していくためには、意識することや自ら努力することが必要です。そして、周囲の人からの励ましや働き掛けも必要です。「あいさつすると気持ちいいな」そう感じられるとあいさつの輪がどんどん広がっていくと思います。
4日(日)に袋井市総合防災訓練が実施されます。 9月2日(金)
2022年9月2日 12時14分昨日9月1日(木)は防災の日でした。本校でも避難訓練を予定していましたが、悪天候のため延期としました。
前日の水曜日の給食は、防災給食ということでセルフおにぎりが献立に入っていました。ビニル袋に入ったご飯を自分で握って、海苔をまいて食べる、そんな給食の話をお家でしてくれたお子さんがいたかもしれません。
昨日、政府が中心となって実施した防災の日の訓練は、南海トラフ巨大地震を想定した訓練でした。しかし、我々の生活や命を脅かす災害の種類は様々で、今年は特に地震以外の災害のニュースが国内外から頻繁に入ってきています。現在も台風11号が沖縄地方で猛威を振い、今後被害が出ないか心配されています。県内でも先月、松崎町で台風による大きな災害が発生したばかりです。
今年の夏は、ヨーロッパでは熱波による災害、アメリカでは熱波による災害と大雨による洪水、お隣の中国では十分な雨が降らないための水不足が大きな問題となりました。パキスタンでは、洪水により日本のおよそ2倍と言われる国土の3分の1が水没し、千人以上の人が亡くなっているというニュースも伝えられています。
「備えあれば憂いなし」今週末、袋井市の総合防災訓練が実施されます。地域での訓練にぜひ積極的に御参加ください。
今日、参観した4年2組の社会科では、「自然災害からくらしを守る」という単元の授業が始まっていました。災害の中でも、子どもたちは火山の噴火に興味をもったようで、阿蘇山の噴火のニュース映像を視聴していました。最初は、単なる好奇心で「火山の動画、見てみたい!」とニコニコしながら言っていた子どもたちも、実際の映像を見て、被災した人々の生の声を聞くと現実の災害としてとらえ始めたようで、教室の空気が一変していました。財産を失うことも辛いことですが、人の命が失われることは何より辛いことです。命を守るために、お子さんと災害と防災について話をしたり、実際の訓練に参加したりして意識を高め、課題にも気付くことができるとよいと思います。
1年生から5年生に後期用の教科書を配付しました! 9月1日(木)
2022年9月1日 13時48分本日、1年生から5年生に後期用の教科書を配付しました。前後期で2冊ある教科については、前期用を「上」、後期用を「下」として区別しています。
各クラスの代表児童が、配付する教科書担当の職員のところに教科書を取りに来て、教室に運び一人一人に配付しました。御家庭で、乱丁・落丁がないかを御確認の上、丁寧に記名をお願いします。
現在は、印刷され製本された教科書が無償給与されていますが、一人一台端末の配備が完了した今後は、デジタル教科書の活用が進んでいくとも言われています。教科書のデータは、すべて端末に入っているという時代が近づいているのかもしれません。次回の教科書の改訂(2024年度)で、多くの教科でデジタル教科書が本格的に導入されるとも言われています。実際、実証実験としてすでにデジタル教科書を導入しているところもあるようです。そう考えると紙媒体で配付された今回の教科書は、ある意味貴重なものとも言えます。
6年生については、今回新たな教科書配付はありませんでした。すなわち、6年生については今使っている教科書の内容までで小学校6年間の学びの全てだということを意味しています。今使っている教科書、そして今日配付した教科書の内容は、「しっかりと理解できました。」と言えるよう一生懸命勉学に励みたいですね。