学校ブログ

朝読書で読み聞かせがありました! 6月16日(木)

2024年6月13日 17時36分

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今日は、朝読書の時間に読み聞かせがありました。3年生には、ぐりとぐらの会のボランティアさんが入ってくださり、それ以外の学級には、担任以外の先生が読み聞かせに入ってくださいました。どのクラスも優しく温かな雰囲気の中で読み聞かせが行われていました。

読み聞かせの後、ぐりとぐらの会のボランティアさんに声を掛け、お礼を伝えました。すると、ボランティアさんの方から「先日、読み聞かせボランティアに登録している人たちが集まって勉強会をした時、浅羽東小の子供たちのあいさつがすてきだ!ということが話題になりましたよ。」と教えてくださいました。本校の子供たちのあいさつが、実際に「相手にとどいている」ことを知り、とってもうれしくなりました。

おさらピカピカ週間実施中!(給食レンジャー委員会) 6月12日(水)

2024年6月12日 17時59分

<昼の放送室の様子と給食レンジャー委員会の子供たち>

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<教室に行ってみました!>

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今週は、給食レンジャー委員会のアイディア活動、「おさらピカピカ週間」を展開しています。

おさらやお茶わんに食べ残しが付いていると給食センターで食器をきれいに洗うことができません。分けられたご飯の1粒もむだにせず、しっかり食べきりましょう、給食レンジャー委員会の子供たちのそんな願いも込められた活動です。

月曜日から、昼の放送で委員会の子供たちが全校に「おさらピカピカ週間」の呼び掛けをしています。

給食のおわり頃の時間に教室に行ってみました。「おさらがピカピカの人はいますか?」そう尋ねると早く食べ終わった何人かの子供たちがピカピカの器を見せてくれました。すべて食べ終わっていないけれど、「ご飯のお茶わんはピカピカになりました!」とお茶わんを見せてくれる子もいました。急いで器をピカピカにしようとがんばってくれる子もいました。委員会の子供たちの投げかけに、真剣にこたえようとしている子供たちの姿を見ていてとってもうれしくなりました。

給食レンジャー委員会の子供たちの活動で、給食の残食も減らせるといいなぁと思いました。

今日の給食には、サクランボが出ました。初夏の代表的な果物です。高価で貴重なサクランボ、一人一粒のサクランボを子供たちはおいしそうにかじっていました。

給食センターの皆さん、おいしい給食をいつもありがとうございます。

ボランティアさんのおかげで裁縫が上達しています!(5年1組 家庭科) 6月12日(水)

2024年6月12日 17時45分

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夏を思わせる陽気になりました。登校してくる子供たちの中には、汗びっしょりの子もいます。東っ子の会を受けて、登校時のあいさつがさらにステキになりました。ボランティアの皆さんへのあいさつも月曜日以前よりかなりよくなったと感じています。

さて、今日も5年1組の家庭科の授業には、ボランティアさんが入ってくださいました。前回は、玉留め、玉結びでしたが、今日は糸で漢数字の五やカタカナで書いた自分の名前を縫ったりしました。玉留め、玉結びを忘れてしまった子たちもボランティアさんが近くにいてくれるおかげで、困ることはなかったように思います。自分の持ち物に鮮やかな色の糸で名前を縫いたくなった子がいたかもしれませんね。

真剣に針先を見つめる子供たちの姿がステキでした。授業をとおして、「できた!」「できるようになった!」そんな気持ちをたくさん味わえたのではないでしょうか。ボラティアの皆様、ありがとうございました。

保幼こ・小連絡会を実施しました! 6月11日(火)

2024年6月11日 18時52分

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1年生の子供たちがお世話になった保育園、幼稚園、こども園の先生方が子供たちの様子を参観に来られる連絡会を行いました。日程の関係で、別日に来られる園もありますが、今日は6つの園の先生方が来てくださいました。

5時間目の授業、ロングの昼休みの後の授業でしたが、成長した姿を見せようと張り切っている様子が伝わってきました。本読みや発表、ノートに書く活動に一生懸命でした。

授業後には、懐かしい先生たちとの再会を喜んでいる子供たちの姿が見られました。子供たちが、各園で大事に大事に育ててこられたのが伝わってきました。

本校職員との懇談会では、「4月に参観に来たときより、ずいぶん成長していてうれしかった。」「先生たちが、子供たちが集中して聞くことができるよう工夫しているのが伝わってきた。「子供たちも友達の発表をよく聞こうとしていた。」などの感想いただきました。

袋井市で進めている一貫教育の成果が表れてきていることをうれしく思います。小学校1年生での生活のスタートが子供たちにとってできるだけ負担なく、なだらかな接続となるよう今後も連携を強化していきたいと思います。有意義な意見交換ができました。園の先生方、お忙しい中の御来校をありがとうございました。

ドッジボール大会(3・4年生) 6月11日(火)

2024年6月11日 18時04分

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先週の木曜日にスポーツ委員会が主催して、ドッジボール大会を開きました。当初の予定では、1年生から3年生までがゲームをする予定でしたが、時間が足りず3年生の部は本日に延期されました。

あらためて、本日3年生と4年生がクラス対抗で、ドッジボール大会を行いました。前回同様、体育館はものすごい熱気でした。今日は、運営するスポーツ委員会の子供たちもタイムマネジメントに気を付けて、大会を進めようとがんばっていました。

ドッジボールそのものは、学年が上がるにつれ、ボールのスピードも速くなっていきます。あんなボール、怖くてとれないよ・・・大人でもそう感じるようなボールを投げる子もいましたが、子供たちは果敢にキャッチしにいったり、上手にかわしたりしていました。

思い切り動いて、たくさん汗をかいて、午後の授業は大丈夫かな・・・と心配になるくらい、楽しく活動しました。

紙芝居を見せてもらいました!(2年生) 6月11日(火)

2024年6月11日 17時00分

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今日は、地域のボランティアさんお二人が御来校くださり、2年生で紙芝居を上映してくださいました。クラスごとに実施するのではなく、2年生全員が集まり、紙芝居を鑑賞しました。

去年までは、1つの学級だった2年生です。みんなで集まると少し懐かしい気持ちになるのかもしれません。見ている職員は、「あー、去年はこんな感じだったなぁ」と単学級だったころを思い出していました。

拍子木の高い音が教室に響いて紙芝居が始まると、子供たちの視線は、紙芝居とボランティアさんに向けられます。みんなが紙芝居のお話の世界に引き込まれていきました。

東っ子の会を開きました! 6月10日(月)

2024年6月10日 19時57分

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<東っ子の会の後の学活>

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今年度から、1学期と2学期のちょうど真ん中に開催する東っ子の会の内容を変更しました。学校の重点目標について校長先生がお話をするという集会になりました。

「相手を大切にした聞き方」「相手に届くあいさつ」「いじめのない学級・学校づくり」東小の文化にしたいと願っている3点について、校長先生がお話をしました。1年生から6年生が同じ話を聞きました。15分弱の話でしたが、子供たちが一生懸命話を聞いている姿を見て、聞き方については文化になりつつあるのかなと感じることができました。

校長先生が、最も力点をおかれていたのは、いじめの話でした。東っ子集会を前に、3年生から6年生を対象にタブレットを使って実態調査をしました。「4月から今日までに自分が『いじめられた』と思ったことはありましたか?」答えは、「ある」か「ない」のいずれかですが、「ある」と答えた児童が41.1%もいました。

4月からたった2か月でこれだけの児童がいじめにあったとすると、3月にはいったい何人の人がいじめの被害者になってしまうのでしょう。

いじめは、なぜいけないのか、子供たちと一緒に確認しました。「いじめは人の心を傷つけるからやってはいけないのです。」

校長先生は、子供たちには、紙で作ったハートを見せました。「いじめられた人の心は傷つきます」、そう言うと、紙のハートをクシャクシャにしました。しわしわになりました。「このしわしわになってしまった心を元通りにすることはできますか?」今度は、アルミホイルで作ったハートを見せました。同じようにしわくちゃにしました。紙よりもっとひどくしわができました。「アルミホイルのような傷つきやすい心だったら、このしわは元に戻せないどころか、破れてしまうことだってあります。」「いじめは、人の心を傷つけます。だから、してはいけないのです。なくさなくてはならないのです。」

「だれかに傷つけられた心は自分で元に戻すことはできません。人が傷つけた心は、人によってしか、いやされることはありません。だから、もしいじめられて傷ついた人がいたら、その人のそばに寄り添ってあげたり、友達になったり、仲間になったりしてその人の心の傷をいやしてあげてほしい」、子供たちにお願いしました。

集会の後、各クラスで学級活動を行い、担任の先生といっしょに今年の東小の目標について話し合いました。

東っ子集会の最後にみんなで校歌を歌いました。指揮と伴奏は6年生が務めました。全校で気持ちよく校歌を歌うことができ、とっても幸せな気持ちになりました。ステキな校歌も浅羽東小の文化になりそうです。

出前エコ講座を受講しました!(4年生 社会科) 6月10日(月)

2024年6月10日 19時16分

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4年生は、社会科の授業で市の環境政策課の職員の皆様、小久江清掃の皆様を講師にお迎えして、出前エコ講座を受講しました。

私たちは、毎日たくさんのゴミを出していますが、上手に分別を行えば、そのままゴミとはならずに資源となり、リサイクルされる物もたくさんあります。今日は、環境政策課の方のお話から、自分たちの生活を見直し、これからの生活について考えることができました。学校でもアルミ缶の回収を行っていますが、ペットボトルなど私たちの身近なところにリサイクルできる資源がたくさんあることを知りました。子供たちの好きな「じゃがりこ」の容器は、雑紙として回収すれば、リサイクルされトイレットペーパーに生まれ変わるそうです。

食品ロスも話題になりました。日本国内で、廃棄されている食品は、毎日一人お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ重さだそうです。給食後、食べられることなく給食センターに戻される残菜のことを考えると胸が痛みます。

小久江清掃の方々は、パッカー車を学校に持ってきてくださり、パッカー車の仕組みを見せてくださいました。ゴミを投げ入れる体験だけでなく、操作ボタンを押させてくれたり、運転席にも順番に座らせたりしてくださいました。子供たちの笑顔がとってもステキでした。

環境のために働く、市役所の皆さん、そして、私たちの生活を支えながら環境のために働いていらっしゃる小久江清掃の皆さんの姿はキラキラ輝いていました。働く大人のステキな姿を見せてくださいました。世の中の仕事は、すべてだれかの幸せに役立っていると言われます。私たちが出すゴミを回収してくれる人がいなかったら・・・とんでもないことになってしまいます。出されたゴミを適切に処理しなかったら・・・私たちの住んでいる日本は再び環境汚染に苦しむことになります。環境のため働く人たちのおかげで、今私たちが幸せに暮らせているのだなぁとあらためて感謝しました。

環境のためになること、私たちも考えたいですね。

避難訓練 火災時の避難経路を覚えました!

2024年6月7日 14時08分

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2回目の避難訓練でした。先生の指示に従い、「おはしも」を守って、真剣に避難することができました

今日の訓練と1回目との違いは火事の避難経路を覚えることでした。理科室からの出火ということが、放送を静かに聞いて分かりました。おしゃべりなどして聞いていなければ、避難することもできません。

災害はいつどこで起こるか分かりません。毎日の学校生活の中で、「先生や友達の話を聞くこと」「廊下の右側を歩くこと」などそれは、その時だけの注意ではなく、すべて命を守るための訓練になります。

そして、命を守るためと言いましたが、だれの命を守るためでしょうか。それは、自分の命だけでなく、周りのみんなの命を守ることにもなります。放送が入ったときおしゃべりしていたら、聞き逃してしまいます。自分だけ助かろうと走ったら、自分が転ぶだけでなく、周りにぶつかり、みんなも逃げ遅れてしまうこともあります。

いつ起こるかわからない地震や火事に備えて、「おはしも」の合言葉がいつも守れるように毎日の生活の中でも「話を聞く」「廊下は歩く」などできるようにしていきましょう。

スポーツ委員会がドッジボール大会を開きました! 6月6日(木)

2024年6月6日 17時04分

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昼休みにスポーツ委員会の子供たちが、ドッジボール大会を開きました。

今日は、1・2・3年生です。たくさんの子供たちが体育館に集まり、熱気に包まれました。委員会主催の行事です。子供たちがルールを考え、準備と進行をしてくれました。上級生もたくさん応援に駆けつけ、大きなスポーツイベントのような盛り上がりでした。

みんなで何かをするって楽しい、スポーツって楽しい、だれかのために働くって楽しい・・・子供たちが楽しいという気持ちをもてていたらいいなと思います。

スポーツ委員会の皆さん、楽しい企画をありがとう!

教育委員さんが訪問してくださいました! 6月6日(木)

2024年6月6日 16時27分

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本日袋井市教育委員会の教育委員の皆様が本校を訪問してくださいました。学校訪問を通して、教育現場の実情や課題を把握し、より良い教育を推進するため現場や事務局に意見や提言を行うための訪問です。

校長から本校の紹介をするにあたり、重点目標を中心にお話をさせていただきました。「相手を大切にして聞くこと」を重点のひとつにしていることをお伝えした上で、授業参観もしていただきました。どのクラスもとても静かに・・・という状況ではありませんでしたが、聞くときは聞くというけじめを子供たちがつけていると感じられるクラスもあったと感想を教えてくださいました。

様々な人に学校を見ていただくことは大切なことだなぁとあらためて感じました。突然のお客様の教室への入室で驚いた子もいたようですが、普段通りがんばっている姿がたくさん見られました。

ボランティアさんに手伝ってもらいながら、初めての裁縫です! 6月5日(水)

2024年6月5日 18時47分

5年1組の子供たちは、家庭科で初めて裁縫の授業をしました。

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今日は、4人のこしんでんサポーターさんが御来校くださり、子供たちを支援してくださいました。

裁縫をやったことがある子もいれば、まったく初めてという子もたくさんいます。先生から、「では最初に針の数を確認します。自分の裁縫箱に今、針が何本あるか数えてください」と言われると、「針ってどれですかぁ?」そんな声がとんできました。

今日の授業では、針に糸を通して、玉留め、玉結びまでを学習しました。どの子も一生懸命がんばっている姿を見せてくれました。

授業後、ボランティアさんたちにお礼を伝えると、「すごく楽しかったです」とおっしゃってくださいました。一生懸命な子供たち、できるようになって喜ぶ子供たちの姿がすごくうれしかったそうです。

地域の皆様の御支援に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

まもなく雨の季節です! 6月4日(火)

2024年6月4日 17時30分

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ここ数日、朝の空気は少しひんやりとしています。今朝は気持ちのよい青空が広がっていましたが、日差しの下では暑さを感じる陽気となりました。例年であれば、まもなく梅雨入りの頃ですが、今年は梅雨前線がまだまだ南にあるようです。

毎週火曜日は、袋井図書館の職員が来校し、図書館の整備や絵本の読み聞かせ、図書館運営のお手伝いなどをしてくださいます。また、昼の放送の時間にも、本の読み聞かせや本の紹介をしてくださっています。

今日の昼の放送では、まもなくやってくる梅雨の期間に読書を楽しむことができるよう何冊かの本を紹介してくださいました。

袋井市でも学校でも、読書活動を推進していますが、本を読まなくなった子供が増えたという話をいろいろなところで耳にします。大人も含め、活字離れも進んでいると言われます。本校でも週に3日、朝読書の時間を設けていますが、時々読書に没頭できない子を目にします。読書の楽しさを知らない子供たちがいるのです。

今日、図書館の方が紹介してくださった本は、昇降口を入ったホールに並べられています。この季節にふさわしい本、子供たちにとっておもしろそうな本を選んでくださいました。たくさんの子供たちに読んでほしいなと思います。

体育はいつでも人気の科目 5月31日(金)

2024年5月31日 15時22分

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台風1号と梅雨前線の影響で、あいにくの空模様となりました。

体育の授業も今日は体育館での実施となりました。体育館からは、元気な子供たちの声と足音が聞こえてきました。

高跳び、マット運動、ボール投げ。学年によって内容も違います。運動が得意な子も、ちょっと苦手だという子もみんながんばっていました。

体育はいつでも子供たちの人気の教科ですね。思い切り体を動かして、体力をつけ、ストレスも吹き飛ばしましょう。

人間関係づくり(6年2組) 5月31日(金)

2024年5月31日 14時58分

本県の小中学校では、県の教育委員会が中心となって作成した「人間関係づくりプログラム」を活用して、子供たちが人との関わり方を学んだり、自己理解や他者理解を深めたりする授業を行っています。このプログラムは、その名の通り、子供たちが人間関係の作り方を学ぶために作られたものです。

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今日の授業の最初は、言葉を使わずに全員が誕生日順に並んで円を作るという活動でした。自分が何月何日生まれであるのかを周囲の友達に伝え、かつ、友達が何月何日生まれであるのかを身振り手振りで確認し合わなくてはなりません。人間、言葉で伝え合うことができないとなれば、必死に相手の言おうとしていることを理解しようとするものです。それほど長い時間もかからずに子供たちは、順番に並び終えることができました。4月生まれから順番に「○月○日生まれの□□□□です」と自己紹介をして、正しく並べたかを確認しました。一周すると子供たちの方から「○○先生は?」と担任の先生にも自己紹介をうながし、誕生日順の輪の中に招き入れ、担任の先生が自己紹介をすると、自然と拍手が起こっていました。とっても温かい雰囲気でした。

2つめの活動は、班ごとに班員全員があてはまる共通点をできるだけたくさん見つけて書き出すという活動でした。お互い知っているようで知らないことが多いクラスメイト、外見上のことだけでなく、内面的なことも含めて全員に共通することを探しました。多くの子が笑顔で楽しんでいる様子を見ていると、人間関係づくりの活動をわざわざ入れなくても・・・という気もしますが、今の子供たちにはこういった授業も必要だと言われています。

それは、今の子供たちには(私たち大人もあてはまるかもしれませんが)、以前の社会にあった人と人とが関わり合う機会が減ってしまったためです。日常生活の中で、意外と自分の本音を出せないでいる子(人)は多いものです。自分の本音を出さずに周囲の人に合わせてばかりいるような人付き合いを続けていくと、最終的には自分自身の本音が自分で分からなくなってしまうと言われています。

人間関係づくりプログラムはある意味人間関係づくりの練習です。今日のような授業で少し練習して、本番である日常生活で、本物の人間関係を築いていってほしいなと思います。