<新入生の保護者にあてた文部科学省からのメッセージ>
始業式当日に教科書を配付する予定でしたが、荒天のため配付を延期しました。本日、2~6年生には新しい教科書を配付しました。記名をしながら、どんな勉強をするのか、御家庭でおうちの人とお話ししてほしいなと思います。
鍵のかかる部屋に厳重に保管されていた教科書は、義務教育の期間、国から無償で給与されるものです。先日の入学式で1年生に配付された文部科学省からの紙製の袋には、「この教科書の無償給与制度は、次代を担う子どもたちに対し、我が国の繁栄と福祉に貢献してほしいという国民全体の願いを込めて、その負担によって実施されております」という保護者あての文言が記されていました。
高校に進学すると、教科書の購入は保護者負担となります。数万円を支払って教科書を購入した時に初めて、教科書無償給与のありがたみを実感する人も多いようです。最近では、多くの高校で、入学時に「タブレットなどのICT端末を準備してほしい」と言われます。小中学校では、市の施策で一人一台端末が整備されていますが、これも教科書と同じで、実は当たり前のことではなく、たいへんありがたいことなのだと感じます。
カラー刷りで写真もたくさん掲載されている教科書は、文部科学省からのメッセージの通り、国民全体の負担で用意されたものです。何度も何度もページをめくり、何度も何度も読み返し、活用して勉強をがんばること、何より子どもたち一人一人がしっかりと学び、成長していくことが、国民全体の願いや期待に応えることになります。
東っ子のみなさん、勉強を頑張りましょう。先生たちもよりよい授業ができるよう頑張ります。
先週4月4日(火)から本日10日(月)までの7日間、「新入学(園)児を交通事故から守る県民運動」が実施されてきました。
今朝は、自治会の交通安全委員さんやこども園の園長さんが、のぼり旗を持って街頭に立ってくださいました。学校の正門前や西側の横断歩道にも、地域の方がいてくださり、集団登校を見守ってくださいました。1年生にとっては、初めての集団登校です。
本校の今年の重点である「相手に届くあいさつをする」絶好の機会にもなりました。正門に立っていると、子どもたちが地域の皆さんに「おはようございまーすっ!」と元気にあいさつしている声が、道路の反対側など離れたところから聞こえてきて、うれしい気持ちになりました。
6年生の後ろを歩く1年生、正門にたどり着いた時には、「やっと着いた」という感じの子もいました。自分の足で歩いて学校まで来る、入学したばかりの1年生にとっては、それだけでもたいへんなことだと思います。同じグループのお兄さん、お姉さんと手をつないで歩いている子も何人かいました。ほほえましい姿に心があたたかくなりました。
本校では、今朝もたくさんの学校ガードボランティアさんが子どもたちに付き添って学校まで歩いてくださったり、街頭で見守ったりしてくださいました。本当にありがたいことです。
子どもたちを含めたみんなで無事故の誓いを立て、安全に登下校できるよう努めてまいります。
<新任式>
<新しいお友だち(転入生の紹介)>
<始業式(校長先生のお話より)>
<新しい学級の様子>
午後は、時折激しく雨が降ったり強風が吹いたりする荒れ模様の天候となりました。
2~6年生の子どもたちは、午後からの登校でした。荒天の中、新6年生が集団を率いたり後方から見守ったりしながら、無事に下学年の子どもたちを登校させてくれました。最高学年としての自覚をしっかりもてていることに感心しました。
午後は、始めに新任式を行い、7人の新しい職員を迎えました。堂々と語る代表児童の歓迎の言葉が立派でした。体育館全体が温かい雰囲気でした。
その後、4年生に入った新しいお友だちをみんなで歓迎しました。全校児童の前で、自己紹介するのは、すごく緊張することですが、温かく優しいみんなの雰囲気で、ドキドキも和らいだようです。
始業式では、校長先生から今年度の重点目標(自分も 相手も 大切にする子 ~東小の文化をつくる~)についてお話がありました。5つの学年の児童が体育館に集まるのは数年ぶりのことでしたが、落ち着いた雰囲気で、少し長い校長先生のお話もみんながんばって聞いていました。
「東小の子は相手を大切にして話を聴きます」「東小の子は相手の心に届くあいさつをします」「東小の子はいじめを許しません」浅羽東小学校で生活する子どもたちの間にこのような習慣や考え方が定着し、本校の文化となっていくことを期待しています。その他にも、周囲からも認められる文化を築いていけるといいなと楽しみになりました。
式の最後に「担任発表」がありました。先生たちも子どもたちがどう反応するのかドキドキしている様子でした。中には、緊張しすぎてお昼ご飯を食べられなかった先生もいたようです。2年生から順に担任の先生の名前が発表されると、体育館中に温かい拍手が響き、先生たちも子どもたちも自然と笑顔になっていました。ステキな出会いになりましたね。「この人に出会えてよかった」一年後そう思えるよう、これからみんなでステキな時間を過ごしてほしいと思います。
今年度、最後にして最大の学校行事、卒業式が終わりました。
天候も守られ、穏やかな日になりました。今年は四年ぶりに、在校生代表として5年生も参加して6年生の旅立ちをお祝いしました。
卒業生のりりしい姿、立派でした。5年生の在校生代表としての態度、立派でした。感動で心が震える卒業式になりました。
保護者の皆様、6年間、本校の教育活動への御理解と御支援をありがとうございました。ご卒業おめでとうございます。
本日で、半年間、勤務してくださった教育支援員さんと、6年間勤務してくださった図書館サポーターさんが、本校での勤務を終えられました。
支援員さんが、比較的多く支援に入ってくださっていた3年1組では、担任の先生がお別れの場を設定してくださり、支援員さんが子どもたちにお話をしてくださいました。4月からは教育の仕事から、福祉の仕事に、職を変えられるそうです。中には、抱きついて別れを惜しんでいる子もいました。
図書館サポーターさんは、6年間本校の図書館の整備や本の貸し出し管理等のお仕事をしてくださいました。黙々と作業をしてくださり、子どもたちが使いやすい図書館をつくってくださいました。来年からは、市立図書館から職員が来てくださり、学校図書館の運営を手伝ってくれます。
子どもたちを愛し、浅羽東小を愛し、一生懸命お仕事をしてくださったお二人には、言葉では伝えきれない感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
春は別れの季節です。別れはさみしいことですが、一つ一つの出会いが子どもたちの心に残り、子どもたちを人として成長させてくれていると感じています。
<3学期を振り返って・・・各学年の代表児童>
<書き初めコンクール県優秀賞の表彰>
本日、リモートで修了式を行いました。
各学年の代表児童が、今年がんばったことを振り返り、意見発表をしました。どの学年の子も代表にふさわしい立派な発表でした。
校長先生からは、「ありがとう」は魔法の言葉というお話がありました。詳細は、学校便り3月号で御確認ください。
修了式の前に、県の書き初めコンクールで優秀賞に輝いた2人の児童の表彰も行いました。県審査での入賞です。大変すばらしい賞を受賞しました。
昨日、東っ子集会をリモートで開催し、6年間同じ筆箱を使い続けた児童を称揚しました。
38人の6年生が、6年間大切に使い続けることができました。
何でも使い捨ての時代となり、物がなかった時代に比べると物を大切にしない人が増えたと言われます。学校でも、落とし物はたくさん出てくるのですが、持ち主が出てこないということがたくさんあります。まだ使えるのに使ってもらえないなんて、「もったない」ことです。
日本に来られた外国の方々が日本の「もったいない」という言葉と文化に感銘を受けたと言う話がかなり昔に話題になりましたが、「もったいない」の文化は失われつつあるのかもしれません。
そのような中、38人もの6年生が同じ筆箱を6年間使い続けたというのは、ステキなことです。小学校に入学するとき、お家の人に筆入れに記名してもらったり、筆入れの中身をそろえたりしたことを思い出すのではないでしょうか。
物を大切にする気持ちを大切にしたいですね。
図書館担当の朝子先生から、「学校図書館だよりNo.9」が出されました。
今回のお便りの主な内容は、「1年間のベストリーダー」でした。リーダーと言ってもleader(指導する人)ではなく、reader(本を読む人)です。今年、学校の図書館の本をたくさん借りた子どもたち、トップ10が紹介されました。
最多は、2年生の児童で218冊。登校した日に毎日1冊ずつ借りても追いつけない冊数です。驚きました。トップ10の子どもたちは年間100冊くらいの本を借りています。
読書の質と量を向上させることは、学力向上にも効果的であると言われています。
読書をすることで、「長い文章を読めるようになった」「新しいことを知ることができた」「知っている漢字やことばが増えた」「興味のあることが増えた」「自分の考えを文章に書けるようになった」「新しいことをすでに知っていることと結びつけて考えるようになった」など、様々なことができるようになったと、実際にたくさん本を読んでいる子どもたちが回答したそうです。ベネッセが行った調査では、「読書量が多い児童」ほど、成績が伸びる傾向があることが分かったそうです。国・算・理・社の4科目全てで成績が伸びたそうですが、最も伸びが著しかったのは、意外にも算数だったそうです。
読書をする時、私たちは本に夢中になって没頭します。実は、このことが学習面でプラスの効果を生むとも言われています。ただ、読書に没頭できるほど本好きになるのは容易なことではありません。本に没頭するには、①十分な「時間」と ②静かな「空間」と
③ちょうどいい「本」
という3つの条件が必要だそうです。
もうすぐ春休み。いつもより「十分な時間」がとれそうな春休みに「よい本」に出会って、「静かな場所」で読書の楽しさを感じられたらいいですね。
<4年2組の背面黒板>
<春ですね・・・>
<今週の登校の様子>
今週は、日本列島に温かい空気が入り込み、朝晩の冷え込みは厳しいものの、日中はかなり暖かい陽気が続いています。委員会の子どもたちと担当の先生が一生懸命お世話をしてくれたパンジーやビオラもきれいな花が目立つようになりました。チューリップもだんだんと葉が大きくなってきました。春を感じます。
4年2組の教室の背面黒板には、とっても上手なひな人形の絵が描かれています。教室に入った瞬間に目を奪われるほどの出来映えです。ひな祭りは過ぎていますがいつまでも残しておきたい気持ちになります。係の子どもたちががんばりました。
昨日、登校してきた子どもがツクシをくれました。もうこんなに大きくなっているんだと春の訪れを感じ、驚きました。
今週から、登校時には、5年生がリーダーとして登校班の先頭を歩くようになりました。班の最後尾にも5年生が配置され、列全体を見守る役割を任されています。5年生の子どもたちの自覚も高まり、これまでバラバラになりがちだった登校班もかなりまとまって登校できるようになりました。5年生の子どもたちは、これまで6年生が担ってきてくれた最高学年としての責任の重さや大変さを感じているのかもしれません。
上級生とはいえ、下級生の思いやりや協力がなければ5年生も登校班をまとめることはできません。みんなで「自分も相手も大切にして」登下校してくれるといいなと思っています。
毎朝、多くのスクールガードボランティアさんがあちこちに立ったり、学校まで子どもたちといっしょに歩いたりしながら子どもたちの安全確保に努めてくださっています。保護者の皆様も交差点や横断歩道に立って、子どもたちを見守ってくださっています。本当にありがとうございます。
さあ、5年生のみなさん、学校のリーダーとしてがんばりましょう。登下校中のあいさつについても、5年生が大きな声で気持ちのよいあいさつをしてくれると班の下級生も、5年生に習って同じようにあいさつができるようになると思います。明るく、気持ちのよい地域づくりに貢献しましょう。
みなさんのあいさつで、地域のみなさんを幸せな気持ちにしてください!
昨日、2人の児童の自主勉強の取り組みを紹介したところ、「私も自主勉強がんばってます!」そう教えてくれた2年生がいました。
さっそく自主勉ノートを持ってきて見せてくれました。ノートを見ただけで、子どもたちのがんばりが伝わってきます。「季節について調べよう」「トンボの幼虫の飼い方」「まちがえた問題をとこう」「水を入れたペットボトルはなぜ立つの?」「犬の年齢を人の年齢にしてみたら」「こおったパンジーがもとにもどった」どのページを見ても「がんばったね~!」と言いたくなるノートでした。
私自身は中学生だったとき、英語のノートを自主勉強でやっていました。宿題でもないのに、毎日3ページくらいやっていました。中2と中3では、一年間で15冊やっていました。動機は何か?英語の先生に見てもらって、「Very Good!」と書いてもらいたい、ただただそれだけでした。口数の多い先生ではありませんでした。気軽に話しかけることができないくらい厳しくこわい印象の先生でした。でも、その先生のことが大好きで尊敬していました。その先生に認めてもらいたかったのだと思います。やがて、英語が得意になり、テストの点数も伸び、自信もつきました。そして、中学校の英語の先生になりました。
自主勉強をがんばっている子どもたちのキラキラした目を見ながら、その子たちの将来の姿を想像します。なりたい自分を見つけて、夢に向かってがんばってってほしいなと思っています。
他にも自主勉強をがんばっている子が、たくさんいると思います。みんなのノートを見たくなりました。