

この週末、藤枝市にある県の武道館で行われたバレーボールの県大会で、袋井南ジュニアバレーボールクラブが優勝したことをチームに所属している本校児童が教えてくれました。立派な県大会優勝のメダルを見せてくれました。5年生と4年生の本校児童もチームの一員として、大会に参加しました。実際に試合に出場する機会はなかったようですが、応援をがんばったせいか、今日は声がかれていました。
夏には東京で開かれる全国大会に出場するそうです。袋井南ジュニアバレーボールクラブのみなさん、静岡県代表としてがんばってくださいね。県大会で優勝する、全国大会に出場する、そんな経験ができる人は多くはありません。全国大会での活躍をお祈りしています。
何かに一生懸命になれるってステキなことだと思います。なりたい自分を描く、目標をもつ、目標に向けて努力する、チームの仲間と競い合う、励まし合う、磨き合う、その過程で人としてどんどん成長していくのだと思います。




今年の梅雨入りはいつになるのか、連日そんなニュースが聞こえてきます。九州北部が今日梅雨入りとなったようですが、今朝の登校時は夏を感じる気温と日差しでした。
以前、子供たちが学校で飼っているカナヘビが卵を産んだという記事を掲載しましたが、残念ながら、卵がかえることはありませんでした。静かに見守ってあげた方がよかったのかもしれません。
あれから数週間、4年生が飼っているカナヘビがまた卵を産みました。今度こそ、無事に卵がかえるように祈っています。
3年生の教室の前には、地域の方からいただいたカブトムシの幼虫が入った飼育ケースが置いてあります。20匹ほどの幼虫が入っています。数週間前だったと思いますが、子供たちがさなぎになったと教えてくれました。そして、今日、成虫が一匹、表面にはい出ていました。かっこいい角のある雄の個体で、ケースにはすでに昆虫ゼリーが入っていました。ケースの中をよく見ると、他にも成虫になっている個体が見えました。まもなく、表面に出てくると思います。カブトムシを見ると、夏の到来を感じます。
3年生は、プールで捕まえたヤゴも飼育しています。まだ水中を歩き回っていますが、やがて水面に出てきてトンボへと変態していくと思います。生き物が好きな子供たちにとっては、身近な生き物の飼育と観察はワクワクするものです。
小さな生き物との触れあいを通して、命や環境について考えるきっかけになるといいですね。





4年生の国語には、「お礼の気持ちを伝えよう」という単元があります。1時間目に授業の様子を参観に行くと子供たちは、一心に何かを書いていました。お礼の気持ちを伝える文章の清書をしていました。
タブレットが用意され、鉛筆を持ってノートや紙に向かう子供たちの姿、黙々と書いている子供たちの姿を見ることが以前よりも少なくなりました。それゆえ、真剣に書いている子供たちの姿が新鮮でした。
だれに書いているのかな?少し質問してみると、「去年お世話になった先生」「保育園の時の先生」「じいじ」など子供それぞれがお礼を伝えたい相手を決めていました。心からの思いを手紙に込めていることが分かりました。受け取ったらどんなにうれしい気持ちになるだろう、想像してしまいました。
郵便料金が上がります。最近のニュースで話題になっています。SNSを使ったメール等の通信手段が主流ですが、手紙には手紙のよさもあります。せっかく書いたお礼のお手紙、なんとしてもお相手に届けてほしいな、そんな気持ちになりました。
相手を思って一生懸命鉛筆を走らせる子供たちの姿がとってもステキでした。子供たちから「お礼の気持ちを伝えたい」と思われている人は、幸せですね。






今日は、地域のボランティアさんお二人が御来校くださり、2年生で紙芝居を上映してくださいました。クラスごとに実施するのではなく、2年生全員が集まり、紙芝居を鑑賞しました。
去年までは、1つの学級だった2年生です。みんなで集まると少し懐かしい気持ちになるのかもしれません。見ている職員は、「あー、去年はこんな感じだったなぁ」と単学級だったころを思い出していました。
拍子木の高い音が教室に響いて紙芝居が始まると、子供たちの視線は、紙芝居とボランティアさんに向けられます。みんなが紙芝居のお話の世界に引き込まれていきました。










<東っ子の会の後の学活>




今年度から、1学期と2学期のちょうど真ん中に開催する東っ子の会の内容を変更しました。学校の重点目標について校長先生がお話をするという集会になりました。
「相手を大切にした聞き方」「相手に届くあいさつ」「いじめのない学級・学校づくり」東小の文化にしたいと願っている3点について、校長先生がお話をしました。1年生から6年生が同じ話を聞きました。15分弱の話でしたが、子供たちが一生懸命話を聞いている姿を見て、聞き方については文化になりつつあるのかなと感じることができました。
校長先生が、最も力点をおかれていたのは、いじめの話でした。東っ子集会を前に、3年生から6年生を対象にタブレットを使って実態調査をしました。「4月から今日までに自分が『いじめられた』と思ったことはありましたか?」答えは、「ある」か「ない」のいずれかですが、「ある」と答えた児童が41.1%もいました。
4月からたった2か月でこれだけの児童がいじめにあったとすると、3月にはいったい何人の人がいじめの被害者になってしまうのでしょう。
いじめは、なぜいけないのか、子供たちと一緒に確認しました。「いじめは人の心を傷つけるからやってはいけないのです。」
校長先生は、子供たちには、紙で作ったハートを見せました。「いじめられた人の心は傷つきます」、そう言うと、紙のハートをクシャクシャにしました。しわしわになりました。「このしわしわになってしまった心を元通りにすることはできますか?」今度は、アルミホイルで作ったハートを見せました。同じようにしわくちゃにしました。紙よりもっとひどくしわができました。「アルミホイルのような傷つきやすい心だったら、このしわは元に戻せないどころか、破れてしまうことだってあります。」「いじめは、人の心を傷つけます。だから、してはいけないのです。なくさなくてはならないのです。」
「だれかに傷つけられた心は自分で元に戻すことはできません。人が傷つけた心は、人によってしか、いやされることはありません。だから、もしいじめられて傷ついた人がいたら、その人のそばに寄り添ってあげたり、友達になったり、仲間になったりしてその人の心の傷をいやしてあげてほしい」、子供たちにお願いしました。
集会の後、各クラスで学級活動を行い、担任の先生といっしょに今年の東小の目標について話し合いました。
東っ子集会の最後にみんなで校歌を歌いました。指揮と伴奏は6年生が務めました。全校で気持ちよく校歌を歌うことができ、とっても幸せな気持ちになりました。ステキな校歌も浅羽東小の文化になりそうです。




2回目の避難訓練でした。先生の指示に従い、「おはしも」を守って、真剣に避難することができました
今日の訓練と1回目との違いは火事の避難経路を覚えることでした。理科室からの出火ということが、放送を静かに聞いて分かりました。おしゃべりなどして聞いていなければ、避難することもできません。
災害はいつどこで起こるか分かりません。毎日の学校生活の中で、「先生や友達の話を聞くこと」「廊下の右側を歩くこと」などそれは、その時だけの注意ではなく、すべて命を守るための訓練になります。
そして、命を守るためと言いましたが、だれの命を守るためでしょうか。それは、自分の命だけでなく、周りのみんなの命を守ることにもなります。放送が入ったときおしゃべりしていたら、聞き逃してしまいます。自分だけ助かろうと走ったら、自分が転ぶだけでなく、周りにぶつかり、みんなも逃げ遅れてしまうこともあります。
いつ起こるかわからない地震や火事に備えて、「おはしも」の合言葉がいつも守れるように毎日の生活の中でも「話を聞く」「廊下は歩く」などできるようにしていきましょう。