5年生が、総合的な学習の時間に「諸井里山」をテーマにした活動をしています。先日、里山調査を行い、その内容を伝えたり生かしたりしたいと考え、活動の一環で「諸井里山に行くときに注意すること」や「諸井里山にいる生き物」を図鑑やポスター形式でまとめました。
4年生が、園児と諸井里山で交流するときに使ってもらいたいという計画で作成しましたが、インフルエンザの流行で残念ながら中止になってしまいました。せっかくつくったものなので他に活用法がないか思案していたところ、本日、浅羽東こども園とルンビニこども園が、諸井里山で交流すると伺い、幼児用に作成していたものを昨日夕方こども園に届けました。
こども園でも出発前に園児に見せて紹介してくれました。
5年生の子供たちは、一緒に行けないけど見送りをしたいと考え、学校前を通るときに正門に立って見送りをしてくれました。自分たちがしていることを伝えたい・生かしたいという思いや人のために何ができるのか考えて行動することで、「自分も相手も大切にする」ことにつながります。子供たちの笑顔がとても輝いていました。
6年生が修学旅行に行っている2日間は、学校の最上級生は5年生になります。
朝の集団登校リーダーも5年生が中心となり、先頭や最後尾について安全を確認しながら列をそろえ上手に登校しいる様子が見られました。
いつも正門にいる校長先生がいないので何人もの子供たちが「校長先生は?」と尋ねてきました。いつもとちょっと違う朝の風景ですが、子供たちの元気な挨拶や素敵な笑顔が見られ、気持ちの良い朝を迎えることができました。
修学旅行の様子です。(写真は後日掲載します)
1日目は国会議事堂を見学し、お昼は「国会カツカレー」を食べました。
午後は、コースに分かれてのグループ活動
Aコース 日本科学未来館 → フジテレビ
Bコース マクセルアクアパーク品川 → オリンピックミュージアム
夕方に合流して、東京ドームシティアトラクションズでグループごとに活動し、ホテルメトロポリタンエドモントで宿泊しました。
本日、2日目は、上野公園、浅草、東京スカイツリーをそれぞれグループ活動し、夕方帰ってきます。
どんなお土産話が聞けるのか、楽しみです。
朝の空気が冷たく感じられるようになりましたが、6年生の子供たちは、愛野駅に元気な笑顔で集まりました。この日を迎えることを、ずっと楽しみにしていたと思います。
送っていただけた保護者の皆様のご協力で、集合も大変スムーズでした。数名の保護者の方々が、ホームに向かう子供たちを見送ってくださいました。ありがとうございました。
2日間、友達と日本の首都東京を見て、聞いて、肌で感じて、これまでとは違う見方や考え方が出てくるのではないかと思います。明日の子供たちの表情がとても楽しみです。
13:00現在 国会議事堂を見学し、昼食(国会カツカレー)を食べ終えました。これからコース別の活動に入ります。
6年生は、明日から修学旅行に出掛けます。今年は、久しぶりの東京方面への旅行です。少しでも早く出掛けられるように集合場所を愛野駅とし、出発式も前日に行うことにしました。
6時間目、学級ごとに体育館に移動し、人員点呼。班長さんが班員を確認して、担任の先生に報告します。明日からの二日間は何度も見ることになる光景ですが、どちらのクラスも素早く点呼を行うことができていました。
出発式で、校長先生からは「東小の目標はいつでもどこでも同じ、『自分も相手も大切にする子』です。」というお話がありました。今年、学校の文化にしようと心掛けてきた「相手を大切にした聞き方」「相手に届くあいさつ」を旅行中も大切にできるといいなと思っています。「いじめ撲滅への挑戦」については、旅行中「友達が幸せになること、うれしくなることをしよう」に置き換えることにしました。だれもが楽しかったと言える旅行にしたいですね。
めあてを発表した実行委員さんからは、「いろいろな場所で人の話をしっかり聞きたい」という言葉が聞かれました。実際、出発式ではほとんどの子供たちが先生の話や友達の発表に真剣に耳を傾けていました。4人の実行委員さんの態度も、進行も、お話も大変立派でした。緊張感のあるステキな雰囲気の出発式でした。
学年主任から「みんなは、浅羽東小の子、浅羽東小の代表として見られるんだよ」というお話がありましたが、出発式での子供たちの姿は見ていて誇らしくなるほどで、旅行が益々楽しみになりました。学年の先生から「旅行中、いろいろなことに疑問をもとう」という課題が子供たちに投げかけられました。見たり聞いたり感じたりしたことから、「どうしてなんだろう」「これはどうなっているんだろう」「この点はどうなんだろう」「これからどうなっていくのだろう」新たな疑問をもつことで学びとしての修学旅行の意味が深まります。
帰ってきた子供たちがたくさんの土産話をしてくれることをご期待ください。
先週木曜日、浜松市で下校途中の3人の小学2年生の子供たちが75歳の男性が運転する自動車にはねられるという痛ましい事故が起こりました。被害に遭われた子供たちの一日も早い回復を願うばかりです。
事故を受け、本校では金曜日の昼の放送で校長から子供たちにお願いをしました。一つは、交通事故にはくれぐれも気を付けてほしいということ、もう一つは黄色い帽子の着用のことでした。
本校では今、黄色い帽子についてのきまりをどうするのかを議論しています。きまりを守らない児童が四分の一いるという状況をなんとかしたいと考えて始めた議論ですが、まだきまりの変更には至ってはいません。
放送で子供たちには、「今はまだ【登下校中は、黄色い帽子をかぶる】という浅羽東小のきまりは変えていません。黄色い帽子をもっている人はしっかりかぶってきてください。黄色い帽子は間違いなく、目立ちます。運転手さんが気づいてくれる可能性が高まります。黄色い帽子がない人は、別の帽子でもいいです。ヘルメットほどではありませんが、事故に遭ったときほんの少しであっても衝撃を和らげてくれる可能性があります。」と話しました。
放送を聞いて、あるクラスでは「先生、僕、帽子がなくなっちゃったんだけど、どんな帽子でもいいですか?」と聞いてくれた子がいたそうです。メッセージをしっかり受け止めてくれたそんな子供の反応をうれしく思いました。
今朝の登校時、全員帽子をかぶってきてくれるだろうかと思いながら、子供たちを迎えました。意識してかぶってきてくれた子もいましたが、かぶっていない子が何人も通っていきます。全員が帽子をかぶっている登校班がある一方で、6年生がかぶっていないためか下級生にもかぶっていない子が複数いるという登校班もあります。新しい一日を「帽子をかぶってきましょう」という注意からスタートしたくないという教師の甘えからこのような状態にしてしまったのかもしれません。
「命を守る」ということと、「ルールを守る」ということを子供たちにどのように教えたら、伝えたら分かってもらえるのだろうかと苦悩しています。
本日、地域のボラティアさんが5年生に紙芝居を見せてくださいました。朝8時10分の開始に間に合うように来校してくださっています。ボランティアとして朝の忙しい時間を犠牲にして活動してくださっていることに対してただただ感謝しかありません。
「どのお話がいいだろうか」、ボランティアさんは毎回子供たちのことを考えて紙芝居を選んでくださっています。今日は、1組では郷土の偉人のお話「浅羽佐喜太郎とファン・ボイ・チャウ」、2組では脳性麻痺で肢体不自由となってしまった5年生の女の子のお話「純子の挑戦」という紙芝居でした。お話を聞いた子供たちはどんなことを感じたのでしょうか、興味があります。
浅羽佐喜太郎さんの功績と梅山の常林寺にある石碑の話を聞きながら、人に対する感謝の気持ちは国が違っても同じなんだなーと思いました。100年以上前に建てられたこの石碑、見たことのない人はぜひお家の人と訪れてほしいなと思います。
5年生は、社会科見学で自動車工場へ出掛けます。自動車産業について勉強する第一歩として、今日は地域でモータースを経営する高橋さんに授業をしていただきました。
バッテリーやシフトレバーなど、様々な部品を抱えて来校して下さった高橋さん、世界をリードしてきた日本の自動車産業ですが、最近は電気自動車の開発に出遅れ、少し後退している感もあります。そんな日本の自動車づくりの過去や現在、そして未来についても教えて下さいました。
もともと小学校の教員だった高橋さん、興奮気味の子供たちを上手に話に引き込みながら、クイズを交えて楽しく授業を進めて下さいました。
自動車には、3万個もの部品が使われているそうです。その数字にビックリ。今なお、事故を起こさない車、環境に優しい車など、新たな車の開発が進んでいます。「空飛ぶ車の研究も実際に進められているんだよ」という話を聞いて、子供たちはさらにビックリしていました。
本物にふれる・・・そんな授業だったと思います。地域の大人がこうして子供たちのために学校に来て、教えて下さる、恵まれた機会に感謝しています。
たくさんの荷物を持って階段を降りていた高橋さんを見て、荷物を運ぶのを手伝ってくれた5年生がいました。優しい子供の行動をうれしく思いました。
高橋さん、本日はありがとうございました。
5時間目に、性教育トレーナーの佐々木先生をお迎えして、学校保健委員会を開催しました。前半は6年生の子供たちとPTA役員の皆様、希望された保護者の皆様を対象に、後半は大人のみで行いました。
体育館に子供たちも集合していたのですが、肝心の講師の先生の到着が遅れてしまい、15分遅れでの開会となりました。講演の冒頭、講師の佐々木先生から謝罪がありました。「遅れてしまって申し訳ありませんでした。私、けっこうやらかすんです。大人でも失敗してしまうんです。ごめんなさい。」その姿勢から先生のお人柄が伝わってきました。「失敗してもいい」私が常々子供たちに伝えたいと思っているメッセージです。「失敗してもいい、でも誠意をもってその責任をとる努力はしよう」子供たちと共有したいと思っている理想の姿を佐々木先生が見せて下さいました。
講演では、「体や性について勉強するのは何のため?」「体の仕組みを知ろう!」「おとなに変わる 身体と心」という3つのポイントでお話して下さいました。
「私のからだは私のもの 私のとっても大切なもの」子供を守りたいという熱い気持ちをもってこのお仕事をされている佐々木先生が子供たちに伝えたかった一番のメッセージです。
小学校高学年は、性に関して「なんでも気持ち悪がる」年代だそうです。その年代の子供と親の立場で性について真面目に話し合うのは簡単なことではないと思います。今日の講演では、その難しい内容を佐々木先生は、子供たちにも上手に伝えて下さいました。
「とっても深い内容をさら~っと教えてもらいましたが、この先聞けるかどうかと思えるほどの価値のある時間でした。親子ではなかなかとっつきにくい内容で、子供がこれだけの内容を知っていると分かっているだけでも安心できます。参加させてもらってよかったです。」参加されたある保護者が書いて下さった感想です。すべての保護者の皆様に聞いていただきたいと思える講座でした。