






風の強い日でしたが、今日もさわやかな青空が広がりました。今朝は、子供たちの登校時間帯に合わせて、民生児童委員の皆様が学校に集まってくださり、あいさつ運動を行ってくださいました。
活動2年目に入り、委員の皆様も子供たちの様子をよく理解してくださっています。中にはあいさつの苦手な子もいます。子供たち一人一人に優しく声をかけてくださいました。
本校の文化にしたいと考えている「相手の心に届くあいさつ」です。子供たちには、目を合わせることや相手に届く適切な声の大きさ、そして何より「自分から」あいさつすることにこだわってほしいと思っています。
あいさつをするだけでも心持ちがかわってきます。実際、最近あいさつがすごくよくなった子がいるのですが、学校生活の様々な場面で前向きな姿を見せてくれています。その子に会うだけでこちらもエネルギーを充電させてもらっているような気がします。
フラワー委員会の子供たちが世話をしているパンジーやビオラ、ノースポールがきれいな花を咲かせています。今朝もフラワー委員会の4年生が水やりをしてくれました。チューリップの花も入学式には、きっと間にあうでしょう。登校後、黙々とお花の世話をしてくれている子供の後ろ姿に、誠実さと責任感、人としての優しさを感じました。
民生児童委員の皆様、ありがとうございました。委員会活動をがんばっているみなさん、いつもありがとう。










本日のロング昼休みにスポーツ委員会が企画した「ぞうきんかけレース」が開催されました。本校は教室やスペースが絨毯のために、子供によっては、ほとんど雑巾に触れることなく1年間が過ぎてしまいます。
今回は、本来の雑巾がけのやり方とは違いますが、雑巾をバトン代わりに扱う楽しい企画でした。まずはスポーツ委員会の子が雑巾がけリレーのお手本を示します。そして、いよいよレースがスタート。ぞうきんリレーに応募した5人1組のチームが、前方にあるカラーコーンを回って雑巾バトンを渡しながらゴールを目指します。体格差を考慮して回るコーンの位置が異なるため、各レース高学年であってもなかなか1位になることはできていませんでした。
応募チームは何と15チーム。総勢75人が参加し、応援する子供も含めると100名以上の子供が体育館に集まりました。体育館の外は大雨で気温も低い状態でしたが、体育館の中は熱気で寒さを感じませんでした。レースなので勝った、負けたはありますが、どの子供も仲間と一緒に参加して、楽しくレースを終えたことが分かる充実した表情でした。
今年度も残りわずかとなりましたが、このような子供主体の充実した活動が、ロング昼休みを活用して開催することができてよかったです。






本日5時間目に、6年生と5年生、職員とで卒業式の総練習を行いました。全体で、式の流れ、動きを確認しました。
練習とは言え、本番と同じようにBGMを流して行うため、卒業式の雰囲気が感じられます。卒業証書授与の練習では、子供たちの表情を見ていると別れが近づいていることを実感し、さびしさがこみ上げてきました。
一方、子供たちの中にはまだ練習だからという気持ちの緩みが感じられる子もいました。練習後、卒業式に向けて先生たちが熱い思いを伝えてくれたようです。感動的な卒業式にしたいと思います。
総練習の最後に子供たちに、「何をするにも目が大切」という話をしました。「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、目を見ればその人の心の思いはある程度伝わってきます。真剣味、本気度は目に表れることが多いと思います。子供たちと目を合わせることができる機会もあとわずかです。「卒業式では、証書の授与の時、恥ずかしいかもしれないけれど、目を合わせてくれたらうれしいです」と子供たちに伝えました。5年生には、「6年生の姿をその目に焼き付けてほしい」と話しました。
心に残る卒業式を作り上げたいです。






本日の午前中に、先日高校を卒業したばかりの本校卒業生が母校を訪れてくれました。
昨日、本人から電話があり、「将来学校の先生になることを希望していて、教育系の大学への進学が決まったので、可能であれば、学校を訪問させてもらいたい。今の小学校教育の現場を見てみたい。」という依頼がありました。
今、教員を志す人が減少していると言われています。一部の偏った報道によって、教職の魅力よりも大変さの方がクローズアップされてしまった結果なのかもしれません。
午前中いっぱいを使って、授業を参観したり職員と話をしたりして、小学校教育の現状について、理解を深めて帰られました。7年前には本校に在籍していたので、それほど昔というわけではありませんが、学校現場は自分が小学校の頃とは大きく変わったと感じたようです。一人一台端末を使いこなす子供たち、先生以外に支援員さんが入っている授業など、驚くことも多かったようです。日本語を十分に話すことができない子供たちへの指導にも興味をもってくれたようです。
教育の充実のためには、熱意のある教員が必要です。この東小の卒業生が、大学で大いに学び、やがて静岡県の学校に必ず戻ってきてくれることを強く願っています。
すっきりしない天気が続いています。それでも春は着実に近づいてきているようで、市内のあちこちで白木蓮の花を見かけるようになりました。白木蓮の花を見ると、「白木蓮にも似た その白い翼で まだ見ぬ世界 未来という 果てしない空へ 旅立ってゆくのですね」という詩で始まる合唱曲を思い出します。かつて送り出した卒業生が卒業合唱で歌った曲です。私にとって、白木蓮は別れの季節を実感させる花になっています。春の花の代表格、桜のつぼみもよくよく見てみるとわずかですが膨らんできたように感じます。






5年生は、今朝、卒業式で歌う国歌の練習をしました。在校生代表として卒業式に参加する5年生。早朝からの歌練習は声も出にくく大変そうでしたが、2度、3度と歌うにつれ、だんだんと声が出るようになりました。
サッカーや野球の代表選手たちが試合前の国歌斉唱で、国の代表としての誇りを実感し、涙ぐんだり顔を紅潮させたりする姿を目にすることがしばしばあります。学校では、コロナ禍で、ここ数年は国歌どころか校歌を歌うこともありませんでした。国歌を歌うと式典の場だということを実感しますが、子供たちには国歌はまだまだなじみが薄いのかもしれません。
国歌斉唱も含めて卒業式です。会場内にいる人みんなで声を一つにして国歌もキレイに歌いあげ、ステキな卒業式にしたいですね。
卒業式を2週間後に控えた6年生。6年2組では、最後の席替えが実施されました。私が教室を訪れた時には、机の移動が終わって、皆が新しい座席に着席したところでした。
「最後の席替えだよね。席はどうやって決めたの?」そう尋ねると、「自分たちで話し合って決めました。」との答え。6年間の最後くらいは、気の合う者同士、好きな人同士で隣になれるように、あるいは教室の好きな場所に座れるように話し合ったようです。実際、私が話し掛けた子たちはとってもうれしそうな表情でした。
それでも、列ごとに並ぶ座席です。列の人数に制限もあるので、この人と隣になれたら・・・と願っていたことが実現しなかった人もいた可能性があります。みんなhappyなのかな・・・と思いながら様子を見ていました。
担任の先生から、「最後の2週間、お互いのよいところをさらに発見し合いましょう!」というお話がありました。泣いても笑っても、東小での最後の2週間、みんな楽しく過ごしてほしいです。担任の先生の方を向いてしっかり話を聴いている学級の雰囲気がとってもステキでした。


その後の授業の家庭科では、調理実習で白玉団子を作る計画を立てました。新しい班のメンバーで行うようです。作った白玉団子をどう食するのか、トッピングの話合いで盛り上がっていました。みたらし?きな粉?あんこ?・・・楽しい授業になりそうですね。



