









袋井市では、環境教育の一環で「出前ECO教室」を行っています。今日は、環境政策課と実際にごみ収集を請け負っていただいている方に来ていただき、お話を聞いたり実際に体験をしたりしました。
まず、「ECO」ってなにか、うかがいました。袋井市のごみの現状や世界中のごみが増えていること。焼却するごみの量が多くなるほど、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の発生量も増えていることを知りました。ごみを減らしていくためには「1R+3R」(ワンアールプラススリーアール)の実践が大切と教えていただきました。リフューズ:いらないもの(チラシ・割りばし・ストロー・過剰包装)は断る、リデュース:水筒を使い、ペットボトルなどを減らす、リユース:服や紙・タオルなどを再使用する、リサイクル:分別して再資源化するなど、一人一人ができることを考える機会になりました。
次に、最終処分場についてうかがいました。ごみを捨てる場所があと20年くらいで満杯になり、これからどうするかみんなで考えていかないといけないことを知りました。「海をうめたら?」「地下はどうか」など、子供たちなりに考えていました。
最後に、パッカー車(塵芥収集車)についてうかがいました。ごみ袋が1000個分も入ることや圧縮するのでスプレー缶が入っているととても危険なことを知りました。実際にごみ袋を投げ入れ、圧縮するところや車からごみをおろすところを見せてもらい、とても興味をもって学習することができました。
これから社会科の授業で「ごみのしょりと利用」の学習をしていきます。今日の体験が、学習と結びつき、さらに、わたしたちのくらしに目を向け、自分事としてごみの問題や環境教育について考えていけるとよいと思います。





梅雨に加え、台風の影響で雨の日が多く、なんとなく気持ちも晴れないような日が続きます。4月から新たな気持ちで取り組んできた活動も、クラスや生活に慣れたことでよい面と課題が出てきているように思います。その一つが、授業の始まりの時間を守ることです。本校では、昨年度の途中から毎時間チャイムを鳴らすのをやめ、自分たちで時間を意識して行動するようにしています。意識して行動している子たちが多い一方で、ちょっとくらいならいいやという表れも見られるようになっています。そこで、もう一度、全校で時間を守る意識を高めようと「時間を守ろう週間」に取り組んでいます。
やり方はこの1週間、朝の始業と毎時間、クラス全員が時間を守れているかチェックをします。「開始時刻までに次の時間の準備をして座って待つ」「移動教室は、授業担当の教師が来た時に静かに並んで待つ」の2つについて確認し、1日を通してすべて合格なら、次の日の放送でクラスを発表してもらいます。昨年度も同様の取組を行いましたが、子どもたち同士で声を掛け合いながら、みんなで守ろうとする雰囲気が高まりました。
初日の今日、各学級の様子を見に行くと、次の授業(習字や図画工作)の準備をしたり、移動教室のためスペースにしっかり並んでいたりする姿が見られました。授業が始まる前に準備が整っていることでスムーズに学習を始めることができます。集中して学習に取り組んだり友達と話し合ったりすることで、より学習が充実していきます。授業がわかる、みんなで活動することが楽しいという学校をみんなでつくっていきたいと思います。





<ニュース:その1>
先月、楽しい演劇を見せて下さった劇団たんぽぽの皆さんからステキな色紙とお手紙が届きました。担当の先生が、昇降口のホワイトボードに掲示してくださいましたが、もう見ましたか?
子どもたちが書いてくれた感想を劇団の事務所の方へ送ったところ、お返事を下さったというわけです。色紙を見ながら、演劇の感動を思い出しました。そして、劇団員の皆さんの優しさを感じました。
<ニュース:その2>
先日のプール掃除の際、捕獲されたヤゴたちが羽化を始めています。今日、3年1組の教室に行ったところ、子どもたちが作ってくれた止まり木に、羽化したばかりのトンボがとまっていました。自然のすばらしさや命の不思議さ、尊さに子どもたちはたくさんふれることができていると感じます。子どもたちの優しい姿もたくさん見られています。










6年2組の国語の授業、今日のめあては「話し言葉と書き言葉の特徴は何だろう」でした。説明文を読み取ると同時に、班の仲間と意見を出し合い、課題を追究していきます。
今日は、タブレットの画面上にベン図を出して、その図の上に、「話し言葉」の特徴、「書き言葉」の特徴、そして共通する特徴を書き出していきました。班のメンバー4,5人が画面上で同じベン図を共有しているので、それぞれの児童が画面上に貼り付けていく付箋を同時に全員が自分のタブレットの画面で確認することができます。画面上の付箋にどんどん書き込んでいる子もいれば、班のメンバーと「話し言葉」を使って話し合いながら、それぞれの特徴や共通点を見つけ出そうとしている子もいます。
「話し言葉」と「書き言葉」の特徴を確認することができる場面でした。タブレット上の付箋紙に書き込んでいる子たちが使っているのは、「書き言葉」です。相手がいなくても一方的に書き込むことができます。「書き言葉」は消さないかぎりはいつまでも残すことができるので、いつでもだれでも読むことができます。
一方、友達と話をしている子たちが使っている言葉は、「話し言葉」です。聞いている相手がいないと成立しません。話し言葉は録音でもしないかぎりすぐに消えてしまいます。
今日の話合い活動をタブレットを用いて行っていたのは、「書き言葉」のよさを生かすためであったと言えます。一人一台端末が配備されたことで、かつては「話し言葉」でしかできなかった話合いが、「書き言葉」でも行えるようになりました。授業のやり方もずいぶん変わったなぁと感じます。
6年生の子どもたちが、真剣に深く学んでいる姿が印象的でした。





5年生の子供たちが、アース・キッズチャレンジのキックオフイベントに取り組みました。
アース・キッズチャレンジは、子どもたちがリーダーとなって、家庭で地球温暖化防止に取り組むプログラムです。総合的な学習の時間に取り組み、学校と静岡県地球温暖化防止活動推進センター、静岡県、袋井市が連携・協力して実施しています。
3つのグループに分かれ、環境政策課の方から地球温暖化防止についてのお話を伺いました。ごみの分別では、マークが見つけられなくても、磁石を使えばスチールかアルミか分かることや、危険なものもあるから、スプレー缶や傘の扱いには気を付けることを教わりました。エコ生活大作戦では、生活の中で環境にやさしい行動や電気や資源を必要以上に使っている場面を見つけたりしました。自転車発電では、軽い力でも電気を作ることができ、電球を光らせたりラジオから音を出したりできる体験をしました。
子どもたちは、ゲームや体験を笑顔で楽しみながらも、お話を真剣に聞きました。これらの活動を通して電気や資源の大切さを実感し、今後、どのような取組をすればよいかを考えていくよい機会になりました。








今日は、短縮日課の5時間授業でした。それは、プール掃除を行う時間を確保するためでした。子どもたちが下校した後、先生たちがプールに大集合。みんなで、プールの中や周囲にたまった落ち葉や泥を片付けました。
およそ10ヶ月間、眠っていた学校のプール。毎年のことですが、ヤゴがたくさん見つかります。理科の授業で使おうと、バケツに捕獲する先生たちもいました。
およそ1時間半、みんなで一生懸命働きました。途中雨も降り出し、プールの水しぶきと雨に濡れながらの作業になりました。それでも嫌そうな顔で働く人は一人もいません。きっと先生たちは、まもなく始まる水泳の授業で楽しそうにプールで泳ぐ子どもたちの姿を想像しながら、掃除を頑張っていたのだと思います。
一人でやるのはたいへんです。一人でやっていたら、すぐに疲れて、すぐにやる気もしぼんでしまいます。たいへんなことでも、みんなでやると楽しいものです。つらくないものです。先生たちは、楽しそうに働いていました。
子どもたちにも、そんな「たいへんだけどなんだか楽しい」「苦しいけどなんだか楽しい」「みんなとやってるからなんだ!」そのことに気づけるステキな体験をたくさんしてほしいなあと思っています。







6年生の社会科の授業を参観すると、子どもたちは真剣に教科書や資料集を読み込んでいました。
今日の学習課題は、「市や県や国は、大震災の時、どのように被災地を助けたのだろう」でした。東日本大震災における災害対応、復旧・復興に向けた取組を通して、自治体の役割や働き、仕組みについて学んでいました。
資料を読む子どもたちの姿は真剣そのものでした。まずは、自分で資料を読んでエックスチャートに市、県、国が行ったことを書き込み、その後それぞれの関連を話し合いました。
先週の台風に伴う大雨で、県内でもたいへんな被害が出ました。袋井市、磐田市、浜松市では、特に大きな被害が出ています。今回の災害対応、復旧支援でも今日学んだことと同じような対応が取られているのだと思います。ニュースを見ながら、「あっ今日授業で調べた通りだ!」と思う子がいるかもしれません。
社会の創り手、担い手となっていく子どもたちが社会のしくみを学ぶことには大きな意義があります。何よりもまずは関心をもつことです。それには身近な大人との会話が極めて有効だと思います。






本日、エコパの管理運営を行っているエコパハウスの方々が訪れ、昇降口ホールに2019年のラグビーワールドカップ関連の展示を行って下さいました。
今年は、ラグビーワールドカップ開催の年です。9月にフランスで開催されますが、サッカーや野球と比べると子どもたちの興味関心はそれほど高くないのかもしれません。
今回の展示は、4年前の日本大会での盛り上がりを思い出し、ワールドカップを盛り上げ、日本代表を応援しようと企画されたものです。休み時間や昼休みには、子どもたちも足を止め、展示に見入っていました。
私たち大人には、ついこの間のことのように思われます。あのとき、日本代表が前評判を覆し、歴史的な勝利も収めました。たくさんの感動を生み、日本中が盛り上がりました。しかしながら、子どもたちに4年前にエコパでも試合が行われて盛り上がったこと、覚えてる?と聞いても、うなずく子は一人もいませんでした。
もしかしたら、4年前、エコパで観戦したという子どももいるかもしれませんね。スポーツ観戦を通して、心が動くこともたくさんあると思います。4年に一度のビッグイベント、子どもたちの興味が高まるといいなと願っています。
今週水曜日には、静岡ブルーレヴズの選手の皆さんが本校を訪問し、体育の授業をして下さいます。




この週末、浅羽ジュニア野球クラブの指導者、保護者の皆さんが、校地内外の除草作業、枝落としなどの作業をしてくださいました。大雨の去った後の土曜日、学校のグランドは一時的に雨水を溜めておく機能があるため、一面湖のようでした。それでも野球クラブのみなさんは、倉庫から用具を取り出し、別のグランドで練習を実施したようです。
日曜日にも練習を実施し、週末は子どもたちの練習指導で忙しかったと思うのですが、グランド西側の倉庫周辺やグランドの北側の斜面の草を刈って下さったり、ネット裏のうっそうとした木の枝や草を取り除いたりして下さいました。また、学校南側の道路周辺から歩道に乗り出すように生えていた草もきれいに刈って下さいました。登校時、子どもたちも歩きにくかったと思いますが、今朝はすっかりきれいになっていました。
野球クラブのみなさんの奉仕作業は今回だけのことではなく、年に何回か実施している恒例行事です。とはいえ、学校としては本当に「有り難い」感謝なことです。
作業をして下さった皆様の顔を見て感謝をお伝えしたいところです。ありがとうございました。
浅羽ジュニア野球クラブの活躍を心から応援しています。がんばれ!浅羽ジュニア野球クラブ!!!