卒業式で披露する卒業合唱の練習が本格的になってきました。今日は、6年生が体育館に集まり、学年で合唱練習をしました。
今日は、特別に市内在住の古山先生が御来校くださり、子どもたちに直接指導してくださいました。古山先生は、すでに御退職なさった元校長先生ですが、音楽の先生です。退職後も中学校の合唱コンクールの審査員や小中学校の合唱指導、マーチングなどの指導も行ってくださっています。音楽の素晴らしさを今もって子どもたちに伝えておられます。
子どもたちが体育館に集まる前に古山先生は体育館で子どもたちを待っていてくださいました。体育館に入ってきた子どもたちは、自然に古山先生に「おはようございます」「お願いします。」とあいさつをしていました。その姿をとてもうれしく思いました。
「一度歌ってもらおうかな。」古山先生は、まずは子どもたちの合唱を聴いてくださいました。子どもたちの歌声に合わせて古山先生の体は揺れていました。
その後1時間、充実した練習の時間となったようです。私は、練習を参観するのはやめました。本番まで、子どもたちの合唱を聴くのをがまんしてずっと楽しみにしていたいからです。
練習後、玄関で古山先生にお礼を伝えると「子どもたちが本当に素直で、反応もとってもいいですね。よい練習ができました。素晴らしい6年生ですね。」というお言葉をいただきました。
子どもたちのために時間を惜しまず、御指導くださった古山先生には、お礼の言葉もありません。あと2回、本校に来て指導してくださる予定です。6年生の子どもたちが、きっと真剣な練習への取組と歌声で、古山先生に感謝の気持ちを伝えてくれると信じています。
卒業式が、楽しみです。だけど、なんだかさみしいです。
24日(金)に第3回学校運営協議会を開催しました。
委員の皆様には、6年生を送る会の様子を参観していただきました。子どもたちが工夫を凝らして、6年生に感謝の気持ちを伝えている姿や子どもたちの手で会が運営されていることに感心されていました。
協議会では、今年度の学校評価についての報告がなされ、評価を踏まえての次年度の本校の教育構想を学校が提案し、話合いを行いました。学校は「コミュニティスクールを推進したい」と考えていましたが、委員からは「学校を中心に、人々がつながるコミュニティを作っていくスクール・コミュニティを目指すべきではないか」という意見が出されました。本校には、スタッフルームという部屋(教室)があります。地域の人がいつでもそこに立ち寄ることができる学校になったらいいなと思いました。
本校には、学校を支援してくださる「こしんでんサポーター」が組織されています。この3月、組織を強化するために新たにメンバーを募集したいと考えています。特にイベントがなくても、地域の方が、「ちょっと子どもたちの様子を見に来たよ。」「ちょっと学校の草刈りをしに寄らせてもらったよ。」と学校に足を運んでくださるようになったらステキです。委員の皆さんのお話を聞きながら、そんな夢が膨らみました。
本校では、令和5年度「相手の心に届くあいさつ」「いじめ撲滅への挑戦」「相手を大切にした話の聴き方」に特に力を入れていきたいと考えています。運営協議会でも、これらはすべて学校の指導だけでできるようになる性質のものではなく、家庭での習慣やしつけによって土台が作られていくはずだという意見が出されました。まずは、目標を学校と家庭と地域とで共有するところからスタートしたいと考えています。
「こしんでんサポーター」に登録してくださる方、関心のある方は、ぜひ学校まで御連絡ください。
先週17日(金)に新しい委員会組織が立ち上がり、4年生も委員会活動を始めました、
毎日、給食の時間には、給食レンジャー委員会の子どもたちが給食の献立や食材についての情報を放送で紹介してくれますが、今週からそこに4年生も加わりました。
今日は4年生の委員さんが一番早く職員室の前に来ていました。放送をする児童は、放送前に必ず職員室に行って、放送の原稿読みを先生方に聞いてもらうリハーサルを行っているからです。やがて授業を終えた5,6年生も加わり、分担を確認し、職員室に入りました。リハーサルとは言え、先生たちの前で読むのは緊張します。
放送室では、こしんでん放送局の委員さんたちが配ぜん中の音楽を流してくれていました。そこでも、5,6年生が放送機器の使い方を4年生に教えながら、今日の放送局の放送原稿の中身や分担を確認していました。
5,6年生が優しく4年生に教えている姿がステキでした。自分の役割を一生懸命果たそうとがんばる4年生の姿もステキでした。
教室で給食を食べている子どもたちには、委員会の人たちがどのように活動しているのかは見えません。私たちが快適に生活することができるように、知らないところで高学年の子どもたちは一生懸命活動してくれているのですね。
私たちの日常生活も、実はたくさんの見えないだれかの働きによって支えてもらっているのかもしれません。
6時間目には、6年生も短縄大会を実施しました。
小学校生活最後の短縄大会でした。6年生ともなると、さすがに縄を回すスピードが速くて風を切る音が下学年の子どもたちとは違います。午後とは言え、体育館の中はひんやりしていたので、縄があたったら痛いだろうな、そんな風にも思えました。
でも、子どもたちは真剣そのもの。一生懸命跳んで、跳んで、跳び続けていました。
6年生の子どもたちには、1年生の時の短縄大会を思い出してほしいです。6年間でどれくらい成長したでしょうか。短縄だけを考えてみても、6年間の重みがきっと感じられるはずです。
<青空委員会:廊下歩行時の注意喚起のためのコーン設置>
本日、4年生の児童が参加して、新しい委員会活動がスタートしました。6年生にとっては、5年生への正式なバトンタッチ、最後の委員会となりました。
4、5年生は、これまで学校のために一生懸命活動してきてくれた6年生に感謝の気持ちを伝えました。そして、いよいよ自分たちに任されたんだと実感したはずです。
本日の委員会では、新しいメンバーを確認し、新委員長、副委員長が中心となって、来年度の目標や活動内容、分担などを決定しました。
委員会の途中で、6年生の委員長・副委員長から、5年生の新委員長・副委員長に進行役が移る場面がありました。前に出た5年生の新しいリーダーが緊張しながらも堂々とがんばる姿がとても新鮮でした。
今日から、各階の廊下に青空委員会がメッセージ付きのコーンを設置しました。廊下を安全に歩行できていないという課題を解決するために青空委員会の子どもたちが考えてくれた方策です。委員会活動の目的は、自分たちの力で自分たちの生活をよりよくする、みんなの幸せを作り出すことです。まさに「自分も 相手も 大切にする」活動です。新しい委員会の活躍に期待しています。
6年生のみなさん、これまでありがとうございました。