







6年生が、平和学習被爆体験伝承講話を受講しました。
袋井市では、平和学習として広島平和記念式典に合わせて中学生の代表団を広島に派遣しています。本日、6年生は、昨年の平和式典に参加した中学生の報告を映像で視聴し、その後、被爆体験伝承者の谷本さんの講話を聞きました。
広島の被爆体験伝承者の谷本さんは、神戸市在住です。直接、本人や御家族が被爆したというわけではありません。谷本さんは、「被爆体験の伝承者が減少している。このままでは戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさが後世に伝わらなくなってしまう。」というニュースを耳にして、自分にできることはないだろうかと、すぐに広島市に問合わせたそうです。そしてみっちり研修を受け、伝承者としての活動を5年間続けています。
40分くらいの講話でした。谷本さんはいっさい原稿を見ません、もっていません。子どもたち一人一人と目を合わせながら、真剣にお話してくださいました。子どもたちは、時には写真から目をそむけながらも真剣に話を聞いていました。すでに亡くなられた谷本さんのお父様のフィリピンでの戦争体験、そして広島で被爆されながらも生き延びた新宅さんの被爆体験を語ってくださいました。谷本さん本人の体験ではありません。でも、まるで谷本さん自身が体験したかのような語り口調と描写に戦争の悲惨さ、むごたらしさ、人々の心と体の痛みが痛いほど伝わってきました。子どもたちに谷本さんの思いがしっかりと伝わっているのが分かりました。
「胸が痛みました」「こんな悲惨な戦争を絶対に繰り返してはならない」「77年経った今でも見つかっていない人がいるなんて悲しい」「思わず目をつぶってしまいそうになった」「やけどで皮膚が焼けただれた人が自分に助けを求めてきたとしても、自分だったら何もできなかっただろう」「自分だったら体は大丈夫だったとしても、心が死んでしまって何もできない」子どもたちの感想用紙には、心で感じたことがしっかりとした文字で綴られていました。「自分だったら・・・」という子どもたちの言葉に、遠い昔と思われがちな戦争や原爆のことを、自分ごととして考えてくれた様子がうかがえます。
ウクライナでの戦争が続いています。核兵器の使用も心配されています。平和な世界をつくるために今自分にできることを考えたいです。
御家庭でお子さんと一緒に、平和について、戦争について、核兵器について話をするだけでも、平和な世界をつくる一歩になります。そして、わざわざ神戸から来てくださった谷本さんへの恩返しにもなると思います。
谷本さん、本日は本当にありがとうございました。



2年生の教室南側で育てている大根を収穫しました。一人1本、名札を付けて大切に育ててきた大根です。一人ずつ記念撮影をしながら丁寧に抜いてから水で洗い、並べました。成長がゆっくりで小さめのサイズだった子は、教師が植えた予備のものを収穫し、大きく育っていたことに大喜びでした。いつもは給食の献立に大根が入っていても注目されない食材でしたが、今日の給食でちょうど大根が出ると、「先生、おかわり」「大根、おいしい!」と主役になっていました。体験することで、より自分の身近な存在になることを改めて感じました。














5年生の観音山宿泊学習も2日目になりました。心配されたお天気も、活動に大きな影響もなく、元気に活動しています。
今日は、浅羽東こども園とルンビニこども園の年長さんが、4月の入学前に小学校の様子を見たり1年生と交流したりするために、2時間以上小学校で過ごしました。
まずは、年長さんだけで遊具遊びをしました。幼稚園の遊具とはちがい、高さもあり、種類も多いため、最初はその大きさに戸惑っていた子供たちも、徐々に慣れ、「見て、見て」と、大喜びでした。曇り空で、肌寒い中でしたが、寒さも忘れ、思い思いに遊具を楽しんでいました。あまりの動きぶりに、幼稚園の先生方も、はらはらしていましたが、子供たちのたくましさを感じました。
次に、授業を参観しました。国語科と算数科の授業でしたが、1年生が整然と机に向かう姿に、年長さんたちもちょっと緊張した様子でした。ノートを書く様子や自分の考えを発表する場面、友達と話し合う姿などを見て、小学生のお兄さん・お姉さんに尊敬とあこがれの念を抱いたかもしれません。
その後は、体育館に移動して楽しみにしていた交流会でした。大きな体育館いっぱいに広がり、おにごっこをしました。「かわりおに」でしたが、いつの間にかおにがいっぱい増えていました。でも、そんなことは気にせず、思いっきり走り回っていました。中には、子供同士でぶつかることも。すかさず1年生が「だいじょうぶ?」と駆け寄り、助け起こす場面を見かけました。おにごっこの後は、ドッジボールで、年長さんも張り切って参加しました。1年生が年長さんにボールを投げさせてあげる場面もあり、お兄さん、お姉さんぶりを発揮していました。
楽しい時間もあっという間に終わり、最後は給食の配膳の様子を見ました。小学校では1年生から給食当番で役割を持ち、みんなで協力して配膳しています。きちんと列に並んで配膳してもらう側と分ける量に気を付けて配膳する側。手際よく配膳が進む様子に、園の先生方も感心していました。
4月から1年生になる年長さんたちですが、きっと小学校への期待が膨らみ、楽しみな気持ちがより大きくなったと思います。来年度は、浅羽東小が開校して以来、初めて1クラスになりますが、入学してくるのをみんなで楽しみにしています。






新型コロナウイルス感染症が心配される中でしたが、5年生は健康状態を保ち、無事観音山に向けて出発することができました。冷たい小雨が降る中でしたが、体育館で出発式を行い、観音山での学習に向けて意識を高めました。
バスに向かう子供たちからは、「荷物が重くて腰が痛くなりそう」「すごく寒くなりそうだけど、無事に行ってこられるかな」など、少し不安を抱いている様子も見られましたが、みんなで行く体験学習に期待で胸が膨らんでいました。2泊3日を友達と過ごすことは、多くの子にとって初めての体験です。普段とは、また違った面を発揮したり発見したりする機会にもなります。あと2か月と少しで浅羽東小学校の最上級生になる子供たちが、この体験学習を通して、ひと回りもふた回りもたくましく成長して帰ってくる姿を楽しみしています。






来週は10年に1度の寒波が襲来するとの予報が出ています。冷たい空気に青空という冬らしい朝となりましたが、今朝も半袖半ズボンで登校してくる子どもの姿に気合いを入れてもらいました。
さて、12月に新しい組織がスタートした民生委員・児童委員さんが今朝、正門であいさつ運動をしながら子どもたちを迎えてくださいました。いつもより賑わいと活気のある朝の風景となり、寒さも和らぐような人の温かさを感じました。
多くの子どもたちが元気にあいさつをして通っていきましたが、恥ずかしいからか、うつむいて通り過ぎる子もいました。また、顔見知りの本校職員にはあいさつをしていくけれども、初めて見る顔?!の民生委員さんの前は素通りという子も何人かいました。笑顔で「写真撮ってくださーい!」と朝から元気に来てくれる子どもたちもいました。
民生委員のみなさんは、本校の子どもたちの様子、あいさつについてどんなふうに感じられているのだろうと気になりました。子どもたちの登校が済み、お礼を申し上げながらお話していると、「クールな子が多いですね」とおっしゃった方がいました。上手な表現だなぁと思いつつも、あいさつができなかった子もいたかなと心配にもなりました。こちらが「おはようございます」と言っても、何も言わずに通り過ぎていく子もいてさみしく感じることもありますが、あいさつは強制してやらせるものではなく、自然と言えるのが望ましい気もします。だれに対しても、さわやかなあいさつが飛び交う浅羽東小になるといいなと願っています。そのためにも、まずは子どもたちに気持ちのよいあいさつを届けたいと思っています。
民生委員たちさんは、来年の11月までにあと5回、あいさつ運動をしてくださいます。ふと、「子どもたちのあいさつがすごく変わったね」「気持ちのいいあいさつだね」と言ってもらえるようになったらいいな、と夢が広がり、ニヤリとしてしまいました。








今年度最後の読み聞かせがありました。各学年2回ずつ、年間12回御来校くださった「ぐりとぐら」の皆さんによる読み聞かせも最終回、今日は6年生の子どもたちに絵本を読んでくださいました。子どもたちも集中して聞いていて、読み聞かせの世界に入っているようでした。
「ぐりとぐら」の皆さんは、中学校でも読み聞かせをしているそうです。卒業してもまた会えるというのはうれしいことですね。もちろん「ぐりとぐら」の皆さんには、来年度も本校での読み聞かせもお願いしてあります。
始業式で3学期は「ありがとうの気持ちをもとう、表そう」というお話をしました。今日は、読み聞かせの後、図書委員会「ブックス東」の児童が、全校を代表してぐりとぐらの皆さんにお礼のメッセージを渡しました。「えー、うれしい。涙が出ちゃうなぁ。」そう言って受け取ってくださいました。アルバムにして、15人いるメンバーで回してくださるそうです。
学校にボランティアさんが来てくださって、読み聞かせをしてくださる、あたり前にあることではなく、実に「ありがたい(有り難い=なかなかない)こと」なのです。子どもたちみんなに「ぐりとぐら」の皆さんに対する感謝の気持ちを今一度もってほしいと思いました。
自分のために何かしてくれた人には、「ありがとう」の気持ちをもちたい、そしてチャンスがあるのであればそれを表して伝えたいですね。
<1年1組 音楽>






<みんなが学校が楽しくなるための考え(4~6年生)>

1年1組の音楽の授業の様子です。
カスタネットや鍵盤ハーモニカの演奏をしていました。子どもたちが音楽を楽しんでいるのが伝わってきました。1年生で、すでに鍵盤ハーモニカを上手に演奏できることにびっくり、先生から、「レベルアップしようか」と言われ、少しずつテンポを上げて演奏することにも挑戦していました。演奏し終わったときの子どもたちの笑顔がとってもステキでした。「できたぁ!」「やったぁ!」子どもたちの心の声が聞こえてくるようでした。
できないことができるようになる、練習してできるようになるということは、子どもたちにとって、とっても「うれしいこと」「楽しいこと」です。そんな経験を積み重ねていきたいです。どの子にも「学校って楽しいな」そう感じてもらいたいと願っています。
さて、保護者の皆様には、コドモンを使って来年度の本校の重点目標、教育活動計画を決めるにあたってのアンケートに御協力いただきました。8割以上の保護者の皆様に御協力いただきました。ありがとうございました。回答期間が短く、回答できなかった方がいたかもしれません。急なお願いで申し訳ありませんでした。アンケートの結果等につきましては、学校だよりでお伝えします。
保護者の願いも取り入れた教育活動を来年度も展開していくことができるよう努めてまいります。
おうちのひとだけでなく、先生たちも、子どもたちみんなに「学校が楽しい」と感じてもらいたいと願っています。2学期の終わりに4、5、6年生の子どもたちに、浅羽東小の子がどの子も「学校が楽しい」と感じられるようにするためにはどうしたらよいか、子どもたちの考えを教えてもらいました。
結果は図にまとめた通りです。
子どもたちは「いじめ、けんか、仲間はずれ、差別」がない学校を願っています。そして、「行事やイベントをもっと増やしてほしい、もっと充実させてほしい」と願っています。「よりよい人間関係の中で、高め合う集団の中で生活する」ことを期待しています。また、みんなが楽しめるような全校遊びやクラス遊びなど「みんなで遊ぶ」ことや、「異学年との交流」をやってほしいと考えています。そして、「もっと勉強がわかるようになりたい」「先生たちにおもしろい授業、わかりやすい授業をしてほしい」と願っています。コロナ禍で昼休みや休み時間も以前より短くなってしまいました。そのあたりの日課も見直してほしいという希望ももっています。
子どもたちの願いも踏まえた令和5年度の計画になるよう職員みんなでワクワクしながら、たくさん話し合っています。
<5年1組 家庭科>









<3年2組 音楽>




本日、5年1組は、家庭科でナップサックづくりをしました。間近に迫った観音山自然教室で、実際に使うことができるように完成を急がなくてはなりません。今日は、保護者ボランティアさんも支援に加わってくださいました。すでに自分の製作を終えた子が、進んで友達に手を貸したり、やり方を教えたりしている姿も見られました。学習の成果として手元に完成品が残るのはうれしいことです。タブレットで写真を撮り、製作の振り返りを入力している子もいました。完成品をおうちの人にもぜひ見てもらいたいですね。
3年生は、音楽の授業でリコーダーの練習をしました。今日は、リコーダーで、ファ・ミ・レ・ドの練習をしました。低い音は、たくさん押さえるところがあり、子どもたちの小さな手で押さえるのはかなりたいへんそうです。特に「ド」はきれいな音がなかなか出せないようで苦労していました。それでも何度もチャレンジして一生懸命練習する姿が、素晴らしかったです。とりあえず、今日は「ファとミ」の音がきれいに出せるようになればいいねと先生がハードルを下げてくれると、子どもたちは安心した様子でした。
ところで、今日は6500人近くの尊い命が奪われた阪神淡路大震災から28年を迎える日になります。愛する家族の命日として、いまだに深い悲しみの中にある人もいるのではと想像します。
28年前、大学生の弟が神戸に住んでいたため、朝のテレビニュースを見て心配したことを思い出します。自分は教員としてすでに学校に勤めていましたが、昼休みに学校の公衆電話から、実家の母に電話をかけ、弟と連絡がついたのかを確認しました。結局、発災当日から数日間、電話がつながらず家族で弟の安否をただただ心配していました。
今日も新聞やテレビでは関連するニュースが報じられています。折にふれて子どもたちと災害について話をし、いざという時に命を守ることができるよう備えをしておきたいですね。
<昼休みの様子>




<5時間目 班ごとにコースについて話し合いました(1組)>




5年生は、来週23日(月)から二泊三日で観音山に出掛けます。
グループや役割が決まり、子どもたちも準備や練習に真剣に取り組んでいます。今日も昼休み返上で、打ち合わせや話合いをしていました。午後の授業では、しおりの製本をしたり、冒険ラリーのコース決めを行ったりしました。
荷物の準備は進んでいるでしょうか。天候や気温が気になるところですが、時期的にもっとも心配なのは寒さです。かなり冷えると思いますので、しっかりとした防寒対策をお願いします。
頭をつきあわせて地図を見ながら冒険ラリーのコース決めをしている子どもたちの姿は、見ているだけでこちらをうれしくさせてくれます。当日だけでなく、準備も大切な学習です。事前準備を含めて、普段の学校の授業では体験できない多くの貴重な学びができると思います。楽しみながらがんばってほしいですね。
今年の6年生が「去年、観音山に行けなかったことが何よりも残念だった」と話すのを何度か耳にしました。去年の今頃は、コロナの感染拡大で観音山を中止にせざるを得ない状況でした。
今年は、インフルエンザと新型コロナがともに流行しています。子どもたちが楽しみにしている観音山、みんなで出掛けることができるよう対策に努めながら、準備を進めていきます。
<たくさんの子どもたちがアルミ缶集めに協力してくれています>

<リズムの合わせて英語の発音練習、がんばりました!>


今朝は、登校時に少し雨が降りましたが、降り出したのはほとんどの子どもたちが学校に到着するころでした。降り始めがもう少し早かったら、もう少し雨脚が強かったら、子どもたちもたいへんだったと思います。
さて、今日は月曜日、登校時に昇降口でアルミ缶の回収を行いました。
朝、大量のアルミ缶を大きな袋に入れて登校してきてくれた子がいました。手に持って登校するにはあまりに多すぎたので、特別におうちの人に車で送ってもらったようです。御協力をありがとうございました。
月曜の朝、子どもたちの目覚めはいかがでしたでしょうか。月曜日は、朝のあいさつも少し元気なさげな子が多いことからすると、今朝、家を出るとき、「気持ちが乗らない」という子どもがいたかもしれないなぁと勝手に心配しています。
月曜に限ったことではありませんが、登校する前の子どもにぜひとも勇気づけの声掛けをお願いいたします。
さて、今日は3時間目に4年1組の英語の授業を参観に行きました。ALTの先生と動画資料を使いながら、子どもたちはリズムに乗ってアルファベットの名前や音、動物の言い方を練習していました。小学校の英語の場合、多くの教材がリズムにのって英語の発音などを練習するようにつくられています。日本語と違って、英語は非常にリズミカルな言語だからです。子どもたちが踊ったりジェスチャーを付けたりしながら練習することも多々あります。
今日の4年生の授業もリズムに合わせて動物の動きのまねをしながら、発声していました。英語の勉強には動作を付けて練習した方が断然効果的です。ノリノリでやっている子もたくさんいました。抵抗感を覚えながらがんばっている子がいるのも見ていてわかりました。無理矢理ではなく、自分の気持ちが大丈夫だったらやってみようくらいの気持ちでやったらいいと思います。
一人の子が「私、こういうの苦手なんです」そっと教えてくれました。「先生(私)もそうなんだよね。」そう返しました。その気持ちよくわかります。自分の気持ちに正直に、自分のやれるくらいでがんばれば大丈夫です。私もそんな気持ちで授業に参加させてもらいました。







県内における新型コロナの感染者数もかなり多い状態にあります。インフルエンザの流行もいよいよ始まりました。体が弱っていると、感染しやすくなります。週末も規則正しい生活を送るとともに、休養もしっかり取っておきたいですね。
今日は、3年2組では道徳の授業がありました。長縄大会で、制限時間をオーバーして記録をとってしまったことを正直にだれかに話すべきか、葛藤するという教材でした。「正直に言わないと安心できない」「なんか不安だ」という意見がある一方で、「正直に話したら、新記録が出たと思っているみんなががっかりするから言えない」「先生に相談した方がいい」などの意見が出されました。子どもたちなりに一生懸命考えて、意見を出し合ってさらに考えている姿が見られました。
「正直でいることってなんで大事なのかな?」おうちでもぜひお子さんと話してほしいテーマです。
授業を参観していて、もっとも印象的だったのは、子どもたちの話の聞き方でした。全員ではありませんが、発表している人の方へ体を向けて話を聞く子どもが何人もいました。少し感動しました。2学期にもたびたび授業参観をしましたが、明らかに子どもたちが変化した、成長したと思いました。
学習は、まずは人の話をきちんと聞くことから始まります。授業を参観していると、先生の説明や話を聞いていなかった子が、いざ活動に入ろうとしても何をどうしていいのかわからず困っているという姿をしばしば見かけます。ちゃんと聞いていれば・・・と残念に思うのです。「自分のために、きちんと話を聞きなよ」そう言ってあげたくなります。
体を発表者に向けて話を聞いている人は、話し手のことを大切にしているなぁと感じます。相手のことを大切にしている姿です。
相手を大切にして話を聞く姿が学校全体に広がっていくといいなと思います。
<5年2組 理科>





<2年2組 体育>





4時間目、5年生の理科の授業です。
「人の赤ちゃんって、生まれてくる時ってどれくらいの大きさだと思う?」「お母さんのおなかの中に赤ちゃんがいるって最初にわかった時って、赤ちゃんの大きさってどれくらいだと思う?」先生の問いかけに、子どもたちはニコニコしながら反応しています。指や手で赤ちゃんの大きさを表す子もいれば、大きさをセンチメートルや中にはメートルで言っている子もいました。
この授業のめあては、「人の子どもは母親の子宮の中でどのように育つのだろうか」です。生まれて間もない赤ちゃんを実際に抱っこした経験がある子もいるようでした。みんなでワイワイ言いながら、この授業で何を学ぶのかを共有して学びに入っていきました。興味を高め、これから学ぼうとする雰囲気がとてもよかったです。
5時間目、2年生の体育の授業です。なわとびの授業でした。1列目と3列目、2列目と4列目といった具合に学級を2つのグループにわけて、自分で決めた種目の練習に取り組んでいました。1分間のチャレンジ、ペアの子は数を数えながら、応援してくれています。
難しい種目に挑戦する子、何回ひっかかってもあきらめずに練習している子、ステキな子どもの姿がたくさん見られました。
「先生、見て見て!」たくさんの子どもに声をかけられました。「だれかに見ていてもらいたい」子どもの素直な気持ちの表れです。「この青いところは前に学校でやって塗ったところ、この赤いところは冬休みにやって塗れたところ。」そう言って記録カードを見せてくれる子もいました。子どもは、自分の頑張りを見てほしい、頑張りを認めてほしいと思っているのですね。
そういえば、我が家の小5の娘も冬休みに時々縄跳びの練習をしていました。家の中に戻ってくると、「何跳びの練習をしたの?」「何回跳べたの?」「寒くなかった?」そんな質問はしましたが、結局一度も見てあげてなかったなと、今日反省しました。