今日は、「ぐりとぐらの会」のボランティアさんも御参加くださり、今年度最後の読み聞かせを行いました。ボランティアさんは、年間で12回来校してくださり、子供たちにステキな読み聞かせをしてくださいました。
「ぐりとぐらの会」は、発足から今年度で35年だそうです。「子供たちのために・・・」という思いをもっておられる方々が思いをつないで35年もの長きにわたって活動を続けてこられたことにただただ頭が下がります。本当にありがたいことです。
私の方から「今年も大変お世話になりました。来年も是非またよろしくお願いします。」とお礼を伝えると、ボランティアさんは図書委員会の子供たちからもらったお礼の手紙をうれしそうに見せてくださいました。「私たちの方こそ、子供たちからたくさん元気をもらっています。私たちの方こそ、楽しませてもらっています。ありがとうございました。」とおっしゃってくださいました。
6年生の読み聞かせの様子を見にいくと、今日は4年生の先生方が読み聞かせをしてくださっていました。
小学校生活最後の読み聞かせを担当した先生たちは、それぞれ6年生の子供たちに伝えたいメッセージを届けるための本を選んできていました。
1組の「ホームランを打ったことのない君に」という絵本の読み聞かせでは、「始める前からあきらめるのかい。夢見るだけにしとくのかい。やってみないとわからんだろう。」というセリフが心に残りました。私の好きな「できるか、できないかではない、やるか、やらないかだ」という言葉とも重なります。「みんな、中学校でも目標をしっかりもって頑張ってね!あきらめずに頑張ったらきっとやれるんだよっ!」先生からのそんなメッセージが伝わってきました。
2組の読み聞かせは、すでに終わっていて、最後に読み聞かせをしてくださった先生が子供たちに「目線を変えてものごとを見ること」の大切さをお話していました。読み聞かせしてくれた本は「アリからみると」という特殊なレンズで撮影された写真の絵本です。アリからの目線で見える世界は私たちの見ている世界とはまったく違うはずです。視点を変えてものごとを見ることはとっても大切なことです。子供たちが真剣に先生の話を聴いていた姿、最後に丁寧にあいさつをしていた姿から、先生からのメッセージが子供たちの心にしっかり届いていたことを感じました。
今日は全クラスで読み聞かせをしました。「ねえねえ、どんな本を読んでもらったの?」御家庭でぜひお子さんに聞いてみてください。
今日は、民生委員の皆様があいさつ運動のために来校してくださいました。子供たちが登校してくる20分も前の7時30分、委員の皆さんは集合してくださっていました。
民生委員の任期は3年、現委員のみなさんは任期の2年目に入られたところです。子供たちに温かい声掛けやあいさつをしてくださり、温かい眼差しを向けてくださっています。
地域の皆様に、「子供たちのあいさつがだんだんよくなってきている」ことを感じてもらえるようになるといいなぁと思っています。
学校ガードボランティアのみなさんもいつも通り子供たちを学校まで連れてきてくださっていました。
昨日、学校に大谷選手からのグローブが届いたこと、そして、子供たちが登校した後、お時間があるようであれば、グローブを見ていってくださいとご案内しました。
楽しみにされていた方もいて、みなさん、子供たちと同じようなキラキラした表情でグローブを手にしていました。私たち大人も、大谷選手からいただいたグローブを見るだけで、エネルギーをもらえるような気がします。民生委員さん、ボランティアさんたちは、大谷さんの写真などを見ながら彼の偉大さを口にされていました。
だれもが大谷さんのように大きなことができるわけではありません。大谷さんになる必要はないと思います。自分は自分、自分らしく、自分の好きなことを見つけ、それに一生懸命打ち込めたら幸せです。そして、自分にも大谷さんのようにまわりの人にエネルギーを与えられる可能性があることを自覚して、自分なりに精一杯生きられたらと思います。
大谷さんのグローブは、今日から各学級を順番に回っています。
本日、昼休みに4年生の子供たちが6人ほど集まって、廊下や階段の掃除をしていました。階段の床や壁、手すりをきれいにしてくれていました。
「どうして、掃除をするようになったの?」そう尋ねると、「あのみんなでやった東っ子おそうじ隊(12月14日)が楽しかったから。」という答えが返ってきました。せっかくの昼休みを犠牲にして働く子供たちを目にして、すごくうれしいと感じる反面、申し訳ないという気持ちもわき上がってきます。しかし、子供たちには生き生きと働いています。せっせと床や壁を友達といっしょに楽しそうに磨いています。
市内では比較的新しい校舎の本校も建設から30年以上が経過し、あちこちに傷みが見られます。これからこの学校に入ってくる子供たちのために大切に大切に使っていきたいなと思っています。
3学期のキーワードは「自立」「共生」と「感謝」です、という話を始業式でしました。自主的にお掃除ボランティアをして友達と楽しく働きながら、学校に「感謝」を表しているこの子供たちは、きっと「自立」も「共生」もできているのだろうと感じました。
私は知らなかったのですが、聞けばほとんど毎日どこかしらを掃除してくれていたとか・・・掃除が好きになってしまってお家でも掃除している子供もいるとか・・・頭が下がります。ステキです。
ありがとう。